北海道で熱風?フェーン現象
この季節さわやかな風が自慢の北海道ですが、道央地区は熱風が吹いています。
これも千鳥足台風10号の影響です。
ざっくりというと、台風に吹き込む東風が中央の高い山を越えて道央へ吹き込んでいます。
山の風上側では、湿った空気が露点温度に達し、雨となります。
乾いた空気が山を通り越して、道央地区へと吹き下ろしています。
空気中に含まれる水蒸気の量によって、高度と気温関係、気温減率が違うのです。
水は気体(水蒸気)から液体(霧、雨)になる時、熱を放出するので気温の下がり方が緩くなります。
風上側と風下側では、気温の上がり方、下がり方に変化が生じ、風下側では乾いた熱風が山の方から吹き下ろして来るのです。
フェーン現象が起きるには、高い山まで空気を持ち上げる強い風が吹く気圧配置が必要です。
最高気温を更新するような時はフェーン現象が関係しています。
今日も水分をしっかりと取り熱中症に注意をしましょう!
まだパラグライダーをしたことがない方から初心者向けの記事です。
人気記事はこちらです!
1.Q.次のグライダーを選ぶ基準は?
2.パラグライダーの進化について
3.冬のフライトで、手の冷えを我慢し過ぎると…
4.あなたにぴったりのグライダーをチェックします!
5.冬はアンダーウェアをかためよう
【はじめてのパラグライダー】シリーズ
初心者向けの記事です。
【認知特性】シリーズ中級者、上級者向けの記事です。