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効果的に体重を使おう!



エンジンのないパラグライダーのエネルギーは何でしょうか?

そうです、重力ですね。

テイクオフについても、いかに重力を使うかがポイントになります。

翼をつくるライズアップも、うまく体重を使うとスムーズにできます。

つまり体重移動です。パラグライダーにスムーズな加重をかけることにより、ライズアップが自動的に行われます。

体重移動を言い換えると、重心位置(おへそあたりです。)を移動させる行為です。

重心位置が移動することによって初めてハーネス、カラビナ、パラグライダーへと力がかかるからです。

重心にフォーカスすると効率よくタイムラグなしにパラグライダーに力を加えることができます。

エナルギーをスムーズに伝える体の使い方のコツがあります。

体幹と柔軟性です。

体は端から動かすのではなく、重心から動かすイメージです。

体幹の筋肉の方が量が多いので効率的です。

しかし可動する関節がスムーズに動かなければ、力がうまく伝わりません。

特に股関節、肩関節は可動域が広く重要です。

運動不足や加齢でスムーズに動かなければせっかくのエナルギーをロスしてしまいます。
パラグライダーだけではなく、ケガの防止や健康でいるためにも柔軟性は保つようにしたいものです。

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年09月04日 | Permalink