仮説 人が行動を始めたい気温
こんにちは!サニーサイドアウトドアスクール校長の上野です。
標高500mにいますが最高気温が20度になりました。
今日は、人が快適に感じ、行動をしたくなる気温についてです。
長年アウトドアというフィールドで仕事をしていて、人が何か行動を始める気温の目安が20度ではないかという仮説を立てています。
冬季間は、気温が低いので、体温維持をしなければなりません。
衣類での保温、暖房など加温、必要なカロリー摂取などです。
また人は長くアフリカの乾燥地帯で過酷な生存競争にさらされていたために、他の動物のように体毛が少なく、汗をかく暑さに強い冷却システムが備わっています。
反対に寒さには弱いつくりになっています。そこで皮膚に寒さを感じる「冷点」というセンサーが配置されています。
暑さを感じる「温点」よりも数が多いことから、人間の皮膚は、暑さは感じにくいが寒さは敏感に感じるようになっています。
(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO02367740W6A510C1000000/ 「寒さ」と「暑さ」 人間が弱いのはどっち 2016年6月20日 6:30 日経新聞より)
春になり気温が高くなるとその必要がありません。行動しやすくなる、行動したくなるという仮説を立てています。その気温の目安が20度です。
新年度や入学など変化の大きい時期に、モチベーションを得やすい、この4月にあてたのではないかと思います。
コロナウイルスは、人の行動で感染が広がります。
この行動が始まる時期は、感染が広がりやすいと考えられます。
緊急事態宣言が検討されていますが、いたしかたない部分もあるのかと思います。
また出たいけれど出られないというストレスを抱えやすいので、自分なりに対処することが必要です。
実際に収束までは時間がかかりそうです。
感染対策を施した上で、環境に適応することが大切なのだろうと思います。