防災はテクニックだけではなく体系的に学ぶことも重要

台風19号が広範囲に渡って川の氾濫を起こし甚大な被害をもたらしました。

「死亡した人81名のうち4分の1にあたる21名が車の中で被災し、浸水などにより住宅内で被災した人は27名に上り避難や移動の判断の難しさは浮き彫りになった。」朝日新聞デジタルより

水害は避難するタイミングが重要です。夜間や雨風で視界が悪い状態では、マンホールや側溝に落ちる、急流に飲まれるなどの危険に気づくことができません。

台風19号は数日前には気象庁から強く警告が出されていました。
記録的な大雨が予想よりも広範囲に渡ったとはいえ、逃げ遅れは残念な結果です。

防災国体で、災害予想、防災の教育関係の人たちと台風19号についていろいろと話をしました。
災害について改善やテクニックというより、今は体系的に学ぶこと、優先順位について学ぶことが大切なのではと感じました。

日本は、災害といっても、地学的な地震や火山、気象学的な台風、大雨、大雪などと幅が広いです。
全てを知識として知らなくても予想して行動することはできます。




台風19号では、備えや適切な行動ができましたか?
何をしていいのか分からない、不安が残るなどという方は防災プログラムを受講してみませんか?

ただスキルを学ぶのではなく、グループでの話し合い、実習を通して自ら学ぶ、グループで助けあいながら、防災、減災を学び、気づく、そして防災脳を育むことを目的としています。

詳しくはこちら!

投稿者名 上野陸 投稿日時 2019年10月20日 | Permalink