「知っていること」と「できること」


こんにちは!
サニーサイドアウトドアスクール 校長の上野です。

インターネット上で、役立つことや裏技などの情報が簡単に手に入ります。
しかしその情報を元に、それがすぐに実行できるか、その状況に合っているかで結果が違ってくる場合があります。

防災プログラムでは「知っていること」と「できること」の違いを実技で体感してもらいます。
先日の防災キャンプでは、少量のご飯を炊く場合や、手作りの水のろ過装置などを実際にやってみると、知っていると思っていたものが、手直しや工夫が必要であったという感想がありました。

災害の現場では、差し迫った状況になることがあります。
基本的なスキルはやっておくことをおすすめします。

人の本能に根ざしたものは、やってみると楽しいものです。
焚き火、ご飯を炊くなど。
魚を手づかみし、さばくというプログラムは、大人でも楽しんでいました。

訓練というよりもキャンプなどでアウトドアを楽しむことは、防災力をアップすることができます。



サニーサイドアウトドアスクールの防災プログラムについて

サニーサイドアウトドアスクールでは、さまざまな防災プログラムを開講しています。
日本にはさまざまな災害が発生します。弊社の防災プログラムは、「もしもの時に行動できる」を目的としています。
スキルを教えるというよりも、グループワークでの話し合い、実技を通しての学びや気づきに重点をおいています。

防災サバイバルキャンプ

初心者から対象です。
STEP1からSTEP3を行うことによって、災害の全体像、優先順位を学ぶことができます。
グループワークで話し合い、実習でスキルを実践します。
失敗は当然です。失敗から学ぶことは多くあります。
しっかりと振り返りを行い、実際の災害で行動できる人になるための防災脳を育みます。

STEP1 災害を考える・飲む・食べる
STEP2 火を扱う・備える・応急処置
STEP3 泊まる (11〜3月 休止)

  • 時間 13:00〜16:00
  • 人数 2〜12名
  • 年齢 10歳以上
  • 持ち物 汚れても構わない服装、軍手、防寒着、雨具
  • 料金 講習料 6,500円 (平日割6,000円 お正月、ゴールデンウイーク、お盆シーズンを除く)
       施設使用料 1,000円
       傷害保険料 500円

お申し込み、お問い合わせはメールで!


防災キャンプについて

団体様向けの防災プログラム 

人数 12名から60名まで

グループワーク中心になります。
実技は、年齢などにより制約があります。

会社やグループでの研修に活用できます。

出張でのプログラムも受け付けています。
プログラムの内容については、参加年齢、難易度、地域性を考慮してアレンジできますので、ご相談ください。

お申し込み、お問い合わせはメールで!



72時間サバイバルプログラムの紹介
4名さまからプログラムを開講します。

  • 場所:静岡県富士宮市佐折631 天子の森キャンプ場
  • 時間:13:00〜17:00(プログラムによって終了時間は変わります。)
  • 年齢:10才以上推奨(長いプログラムだと検定を入れると4時間になります。)
  • 各プログラム:ファイヤー」「ウォーター」「シェルター」「フード」「SOS」「ファーストエイド」「ナイフ」「チームビルド」
    詳しい内容はこちら!
  • 料金:1プログラム 5,000円 施設使用料1,000円 ナイフ ファイヤーなどの危険を伴うプログラムは傷害保険に加入してください。


※出張講習いたします。(別途交通費、出張費がかかります。)

詳しい内容はこちら!

お申し込み、ご質問はこちらから!


投稿者名 上野陸 投稿日時 2019年10月31日 | Permalink

ジュニア サバイバル マスター誕生!


サニーサイドアウトドアスクール校長の上野です。
先日、U君(小5)が72時間サバイバル ナイフ検定を合格し、見事ジュニアサバイバルマスターを取得しました。本当によくがんばった。
おめでとうございます!

ジュニアサバイバルマスターを取得するには、生き残るために必要な基本の8つのプログラムを受講し筆記、実技の検定に合格しなくてはなりません。
検定はしっかりと行います。甘くしたところで、実際の災害時に役に立たないと意味がないからです。

災害時にいつも子どものそばに大人がいるとは限りません。実際に東日本大震災は午後2時46分に発生しています。下校途中に災害に遭遇することもあるのです。
今のライフスタイルから親が家にいつもいるとは限りません。大きな災害が発生すると道路の寸断や交通機関の停止などから帰宅困難になり、すぐに家にたどり着くことができないかもしれません。
そうすると子どもだけで判断し生き延びなければなりません。

72時間サバイバルのプログラムは、子どもから受講できます。
教えてもらうというよりも自らトライして失敗の中から学ぶようにプログラムされています。
2時間サバイバルのプログラムでは、災害時に生き残るための8つのサバイバルスキルと生き残るために判断し行動できるサバイバルマインドを育むことを目的としています。



72時間サバイバルプログラムの紹介
4名さまからプログラムを開講します。

  • 場所:静岡県富士宮市佐折631 天子の森キャンプ場
  • 時間:13:00〜17:00(プログラムによって終了時間は変わります。)
  • 年齢:10才以上推奨(長いプログラムだと検定を入れると4時間になります。)
  • 各プログラム:ファイヤー」「ウォーター」「シェルター」「フード」「SOS」「ファーストエイド」「ナイフ」「チームビルド」
    詳しい内容はこちら!
  • 料金:1プログラム 5,000円 施設使用料1,000円 ナイフ ファイヤーなどの危険を伴うプログラムは傷害保険に加入してください。


※出張講習いたします。(別途交通費、出張費がかかります。)

詳しい内容はこちら!

お申し込み、ご質問はこちらから!


投稿者名 上野陸 投稿日時 2019年10月30日 | Permalink

これからの水害対策について


夏は北海道でパラグライダーのスクールを開校しています。
今年の8月31日のことです。
大気の状態が不安定で、そうそうにパラグライダースクールは中止にしました。
午後になり発達して雨雲が近づいて、雷とバケツをひっくり返したような豪雨が1時間降り続きました。
見る見る間に下水に吸水できなくなった水が溢れ始め、道路が冠水。
後もう少し豪雨が続いていれば、床下浸水へとなったでしょう。
道路は冠水していました。マンホールが開いていて分からず、側溝も分からずです。

私が怖いと思ったことは、わずか10分ほど車で離れると、道路は乾いているのです。
川の下流の地域では、上流の災害に気づかずに、やがて川の増水が突然やってくるのです。


気象庁が最大級の警戒を呼びかける大雨特別警報。
台風19号の豪雨の際、阿武隈川や千曲川など8つの河川で、大雨特別警報が解除されたあとにも、氾濫の発生を知らせる情報が発表されていたことがわかりました。専門家は「特別警報の解除で危機が去ったと錯覚した住民がいた可能性があり、検証が必要だ」としています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191019/k10012140131000.html

日本付近の海水温が高いことから、昨今のような大きな気象災害予想されています。
自分の住んでいる、学校や職場などの地域のことは、点ではなく全体像を把握しておくことが必要です。

  • 水は低いところへ流れます。
  • そして許容範囲以上に水が流れると溢れます。
  • 川が氾濫した時にその場所から離れていることが重要です。

情報ツールを活用しましょう。
スマホで神の目線が手に入ります。
点ではなく全体像や予報の振れ幅を想定することです。

  • 溢れる可能性のある場所はハザードマップで確認できます。(絶対ではありません。浸水しない場所という訳ではありません。)
  • 気象予報を見る習慣を身につける。
  • 直近の、雨雲レーダー、積算雨量をチェックする。
  • 川の上流の雨量、水位をチェックする

いままでの常識は通用しません。
情報ツールや五感を活用して危機管理をし、防災、減災をしましょう!



サニーサイドアウトドアスクールの防災プログラムについて

サニーサイドアウトドアスクールでは、さまざまな防災プログラムを開催しています。
日本にはさまざまな災害が発生します。弊社の防災プログラムは、「もしもの時に行動できる」を目的としています。
スキルを教えるというよりも、グループワークでの話し合い、実技を通しての学びや気づきに重点をおいています。

初めての方のための防災キャンプ

人数 2名から12名まで STEP1〜STEP3 
災害の全体像、優先順位をグループワークで話し合います。
実習でスキルを実践します。失敗は当然です。失敗から学ぶことは多くあります。
しっかりと振り返りを行い、実際の災害で行動できる人になるための防災脳を育みます。

防災キャンプについて

団体様向けの防災プログラム 

人数 12名から60名まで

グループワーク中心になります。
実技は、年齢などにより制約があります。

会社やグループでの研修に活用できます。

出張でのプログラムも受け付けています。
プログラムの内容については、参加年齢、難易度、地域性を考慮してアレンジできますので、ご相談ください。

72時間サバイバルプログラム

こどもだけの時にも災害は起こります。こどもから受講できる8つのプログラムを用意しています。サバイバルスキル、サバイバルマインドを育成します。4名様から開催します。


72時間サバイバルについて


お問い合わせはこちらからメールで!

 


投稿者名 上野陸 投稿日時 2019年10月21日 | Permalink

防災はテクニックだけではなく体系的に学ぶことも重要

台風19号が広範囲に渡って川の氾濫を起こし甚大な被害をもたらしました。

「死亡した人81名のうち4分の1にあたる21名が車の中で被災し、浸水などにより住宅内で被災した人は27名に上り避難や移動の判断の難しさは浮き彫りになった。」朝日新聞デジタルより

水害は避難するタイミングが重要です。夜間や雨風で視界が悪い状態では、マンホールや側溝に落ちる、急流に飲まれるなどの危険に気づくことができません。

台風19号は数日前には気象庁から強く警告が出されていました。
記録的な大雨が予想よりも広範囲に渡ったとはいえ、逃げ遅れは残念な結果です。

防災国体で、災害予想、防災の教育関係の人たちと台風19号についていろいろと話をしました。
災害について改善やテクニックというより、今は体系的に学ぶこと、優先順位について学ぶことが大切なのではと感じました。

日本は、災害といっても、地学的な地震や火山、気象学的な台風、大雨、大雪などと幅が広いです。
全てを知識として知らなくても予想して行動することはできます。




台風19号では、備えや適切な行動ができましたか?
何をしていいのか分からない、不安が残るなどという方は防災プログラムを受講してみませんか?

ただスキルを学ぶのではなく、グループでの話し合い、実習を通して自ら学ぶ、グループで助けあいながら、防災、減災を学び、気づく、そして防災脳を育むことを目的としています。

詳しくはこちら!

投稿者名 上野陸 投稿日時 2019年10月20日 | Permalink

台風19号でのあなたの防災行動を見える化しよう

KYODONEWSより


台風19号は、気象庁から数日前から甚大な災害が起こることが警告がされていました。
予想進路はほぼ当たっていたのものの、予想以上に広範囲に渡って甚大な水害を引き起こしました。
河川の氾濫が各地で発生し、今までの水害対策では追いつかないことが露呈されました。
日本付近の海水温は高く、同程度の気象災害は今後も起こると考えておかしくはありません。

被害に遭わなかった人も結果オーライにしないで次に備えましょう。
正しい情報を得て適切な行動をとることが重要です。
今回の台風は気象庁が数日前から警告を発していました。
あなたは情報を得てどのような防災のための行動をとったのでしょうか。
見える化してみましょう。
次の災害に備えましょう。
 

Q.備えについて (水、食料、燃料、電池)

  • 備えを用意していない
  • 三日分の備えをした
  • 七日分の備えをした

Q.被害の予測や避難について

  • ハザードマップを見て、地域の洪水、土砂災害の情報をチェックした
  • 避難所を確認した
  • 避難する基準を決めていた
  • 避難していた

Q.情報について

  • 台風の現在地、予想進路を定期的にチェックしていた。
  • 現在地の雨量、24時間降水量を定期的にチェックしていた。
  • 近くの川、上流の川の水位情報を定期的にチェックしていた。

サニーサイドアウトドアスクールでは、防災教育プログラムを実施しています。
ただスキルを教えるのではなく、グループでの話し合い、実習を通して自ら学ぶ、グループで助けあいながら、防災、減災を学び、気づく、防災脳を育むことを目的としています。

詳しくはこちら!

投稿者名 上野陸 投稿日時 2019年10月15日 | Permalink