新型コロナウイルスへの対策について


みなさんこんにちは! サニーサイドアウトドアスクール 校長の上野です。

パラグライダー体験での、新型コロナウイルスへの感染予防対策についてです。

「密閉」「密集」「密接」の三密を防ぐための対策を立てました。

  • 現地集合、現地解散といたします。
  • 送迎の場合は、窓全開とさせていただきます。
  • 接触を減らすために、事前のオンラインでの申込書の提出、事前のクレジットカード決済とさせていただきます。
  • 私が話すことが多いので、飛沫を防止するためにマスクを着用させていただきます。
    お客様もマスク着用をお願いします。
  • グローブ、軍手は必須です。
  • ヘルメット、ハーネスの体に触れる部分は毎回消毒しています。


体験のお申し込みの流れ

  • メールにてご希望のお日にちをおしらせください。
  • 空いていれば仮予約いたします。
  • 事前決済をお願いします。
  • 事前決済後、ご予約が成立です。
  • お申込みフォームURLをメールにて送ります。
  • 前日までに送信してください。


パラグライダーは、風通しの良い広いところで行うので感染のリスクは低いです。
わずかな接触のポイントを避けることが大切です。

アウトドアスポーツでは、自分で考えて行動することが大切だと考えています。

リスク洗い出し、リスクを管理するリスク・マネジメント、コミュニケーションを取りながらお互いのリスクを減らしていくリスク・コミュニケーションを学び、実践するにはいい機会ではないでしょうか。

パラグライダー体験はこちらから!



 


投稿者名 上野陸 投稿日時 2020年03月27日 | Permalink

適応力 パラグライダーに必要な認知特性


パラグライダーは、自然がフィールドのスポーツです。

アウトドアスポーツにおいては、変化が条件になります。

【適応力】が大切な力になります。

「適応力とは、物事や課題に適切に対応できる能力のことです。
適応力は知能の高い生物の証拠であるともいわれています。生物にとって命を脅かすような究極の状況下で生き延びるためには、その状況をきちんと把握して、その中で最適な方法を選べなくてななりません。生物学的にも環境への適応力が低い個体は生き延べられないのです。」(誰でも才能はある。問題はその「原石」をどう見つけて磨くかだ)より抜粋

フライト前には、飛行計画があります。

「今日は、こういう気象条件で、テイクオフの風はこうで、上昇気流がどこで上がりそうで、ここへ移動して〜、ランディングしよう。」

実際には、予想していた気象条件にはならずに、飛行計画はその気象条件に合わせたものに変更しなければなりません。

エンジンがないパラグライダーは、風のエネルギーで上昇することができます。
気流の変化が大きいとグライダーが揺らされます。

風のエネルギーを享受できる場合もあり、翻弄されることもあります。
パラグライダーは気象による影響を大きく受けるのです。

しかし風は見えないので、その選択が最適などうかはわかりません。

常に、仮説をたてて、行動してみて、モア ベターと思われるように修正を加えることになります。

見えない風の変化に対して、自分で感じ考えた読み、ダイレクトな答え、このシンプルな潔さがこのスポーツの魅力なのだと思います。

適応力は大切な力ですが、現代社会では便利で快適な反面、衰えてしまう可能性があります。

しかし、今後のテクノロジーによる急激な社会変化や、突然やってくる大きな自然災害で生き延びるためには必要な力です。

パラグライダーは適応力を伸ばすいいトレーニングだと思うのです。

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認知特性についてオススメです。


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年06月04日 | Permalink

注意力 パラグライダーに必要な認知特性

雪のような環境が変わる場合には注意が必要


誤字脱字に気がつかない。
スピード違反で捕まる。
物忘れが…。

いろいろと衰えてきて、注意力が落ちたなと感じる今日この頃です。(苦笑)

パラグライダーという道具を使って自然の中で行われるこのスポーツ、装備の装着、自然の変化など【注意力】は重要な認知特性です。

『注意力とは何かに気持ちを集中させる能力のことです。』

注意力といっても三つのポイントがあります。

一点に注意を集める力
テイクオフなど仕事量が多い時に必要です。

注意を分散させる力
特にリスクマネジメントの点で、フライト中の気象の変化や、他機の動きなど見張りをしなくてはなりません。

関係ないものをシャットアウトする力
装備の点検、装着時には、話をせずに注意を集中しなければなりません。

人は忘れるものなので、チェックリスト、ルーチーンは有効です。

この注意力を保てる時間を知ることは大切です。

最後はランディングという注意力を必要とする仕事が残っているからです。

ランディングがグダグダだとせっかくのいいフライトが台無しになりますからね。

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年06月02日 | Permalink

遂行機能力 パラグライダーに必要な認知特性


今日はグダグダなフライトだった。
ヒヤヒヤなフライトだった。
よく注意される。

こんな人は遂行機能力が不足しているかもしれません。

遂行機能力とは聞きなれないことばですが、フライトに必要な飛行計画と実行に移す能力のことです。

『遂行機能力は、物事の計画や段取り、目的を達成させるための方法、それを実行し、内省する全体的な能力であり、処理能力を包括しています。』(「誰にでも才能はある。問題はその「原石」をどう見つけて磨くかだ」より抜粋)

飛行計画は、その日の気象に合わせ、フライトを安全に行うために必要なものです。

エリアには、テイクオフからランディングまで、風向きに合わせた、ローターなどのリスクを避けた最短距離である標準的なコースがあるでしょう。
このコース取りといつ飛んでいつ降りるか。(このイメージがないとサーマルコンディションの中ランディングする羽目になりますよ)
パイロットのフライト技能のレベル、目的によって飛行計画は違います。

注意していただきたいのは、パラグライダーにとっては、気象の変化の影響が大きいので、この飛行計画は絶対ではありません。
気象の変化に対してのオプションの選択が必要となる場合があります。

このフライトに欠かせない能力は、ワンフライトごとの計画、実行、学習、改善のPASAサイクルによって上達します。
モア ベターという考え方です。

この遂行機能力が高まると、余裕を持ってフライトできるようになりますよ。

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月31日 | Permalink

あなたは自分のテイクオフ基準を持っていますか?

※この記事はパイロット以上向けです。練習生の方はあなたの状況を把握しているインストラクターの指示が優先です。
またフライトはリスクを伴いますので総合的に判断することが必要です。

では本題に。
テイクオフに着いて、なかなか準備が進まず、結局風が強くなってしまいました。(ため息)

なんてことはありませんか?

テイクオフの基準が明確でなく、意思決定が遅れていることが原因かも知れません。

【あなたは自分が安全にテイクオフできる範囲を定数的に答えられますか?】
風向、風速。

風向、風速の変化率。

空域の混雑具合。

天候の変化。

風速計を持てばいいのです。

「自分の安全マージンを越えればフライトはしない。」

これが曖昧だと迷うのです。

【テイクオフまでのルーチーン】
テイクオフが自分の基準内であれば、ラインチェック、計器のセットアップなどのルーチーンを行います。

チェックの要素、順番は漏れないように決めましょう。

チェックを終えたら空域を観察します。

他のパイロットではないです。
気象的な空気を読んでください。(笑)
(しかしあなたが気づいていないリスクのサインがある場合もあるかもしれませんので注意してください。)

ソアリングが目的であれば上昇気流のサインを探します。

上昇気流のサインを発見したら、フライトの準備に移行しましょう。

テイクオフに自信のないパイロットや、基準がはっきりとしていないパイロットは、テイクオフが遅くなり結果的にサーマルブローの吹き荒れる時間帯にテイクオフする羽目になります。

「私だけが上がらないかも」など論理的でないことは心配してもしょうがありません。

基準を設けること、ルーチーンに従って準備を行うこと。

そして【安全にテイクオフできる要因が整わなければ、即取りやめです。】

淡々と行えばいいんです。

自信がなければ、講習バーンでトレーニング!
パラグライダーを自在に扱うことができれば楽しいですよ。

北海道のサニーサイドパラグライダースクール

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月19日 | Permalink