あなたは自分のテイクオフ基準を持っていますか?

※この記事はパイロット以上向けです。練習生の方はあなたの状況を把握しているインストラクターの指示が優先です。
またフライトはリスクを伴いますので総合的に判断することが必要です。

では本題に。
テイクオフに着いて、なかなか準備が進まず、結局風が強くなってしまいました。(ため息)

なんてことはありませんか?

テイクオフの基準が明確でなく、意思決定が遅れていることが原因かも知れません。

【あなたは自分が安全にテイクオフできる範囲を定数的に答えられますか?】
風向、風速。

風向、風速の変化率。

空域の混雑具合。

天候の変化。

風速計を持てばいいのです。

「自分の安全マージンを越えればフライトはしない。」

これが曖昧だと迷うのです。

【テイクオフまでのルーチーン】
テイクオフが自分の基準内であれば、ラインチェック、計器のセットアップなどのルーチーンを行います。

チェックの要素、順番は漏れないように決めましょう。

チェックを終えたら空域を観察します。

他のパイロットではないです。
気象的な空気を読んでください。(笑)
(しかしあなたが気づいていないリスクのサインがある場合もあるかもしれませんので注意してください。)

ソアリングが目的であれば上昇気流のサインを探します。

上昇気流のサインを発見したら、フライトの準備に移行しましょう。

テイクオフに自信のないパイロットや、基準がはっきりとしていないパイロットは、テイクオフが遅くなり結果的にサーマルブローの吹き荒れる時間帯にテイクオフする羽目になります。

「私だけが上がらないかも」など論理的でないことは心配してもしょうがありません。

基準を設けること、ルーチーンに従って準備を行うこと。

そして【安全にテイクオフできる要因が整わなければ、即取りやめです。】

淡々と行えばいいんです。

自信がなければ、講習バーンでトレーニング!
パラグライダーを自在に扱うことができれば楽しいですよ。

北海道のサニーサイドパラグライダースクール

パラグライダーのことならエアハート


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月19日 | Permalink

テイクオフに不安があると楽しめないよ

フライトするためには、まずテイクオフをしなければなりません。(当たり前ですが。)

テイクオフに技術的な不安があれば、フライト前にこころはブルー。

楽しいはずのフライトなのに、テイクオフでブルーなオーラ出ている人はいませんか?

失敗のおそれから負のスパイラルに陥りやすいです。

自信を持ってフライトに臨みたいですよね。

そうすると風の変化、機材の不具合に気づくコトができます。

定期的に講習バーンで技術的なチェックをするといいです。

テイクオフは特別な技術ではなくてベーシックなものです。

フライトを楽しむためにも不安材料は消しておきましょう。

次回はテイクオフのカスタマイズの話です。

北海道のサニーサイドパラグライダースクール

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月19日 | Permalink

フライトにまつわるコトを書く理由

いつもブログも見ていただきありがとうございます。

パラグライダーを知ってもらうために、フライトにまつわることを書いてます。

ブログを書くにつれて、こんなことやあんなことがあったなと思い、自分で同じ失敗を犯さないように備忘録、自戒の意味で書くようになりました。

一番の理由は、自分のためなんです。(苦笑)

北海道の言葉で「おだつ」というものがあります。

調子にのる、はしゃぐ、という意味で、「おだつな!」と注意、警告の意味で使われます。

自分が調子にのるタイプなので、子供のころに「おだつな!」と言われてました。(汗)

フライトは人が行うこと。

意思決定は心の働きが作用します。

感情が働き、客観性、合理的な判断ができるとは限りません。

失敗はだれにでも起こり得ます。

その行動が正しいかどうだったかは、その時点ではわかりません。

ただmore betterという考えは永く続けるコツだと思います。

人によって答えは違いますが、最後にランディングをしているという形は同じだと思います。

そんな訳で、気がついたことをボチボチと書いていきます。

よろしくね。

北海道のサニーサイドパラグライダースクール

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月19日 | Permalink

2016.05.18 ラブリーな北風が吹きました♪


やっと爆風が収まりました。

朝は南風でいつもの通り。

それから北風に変わりました。

これは新しいパターン。

オペレーターとパイロットの場所をチェンジです。

これで済みますからね。



空港らしいでしょう。

平日の練習はパラグライダーだけではありません。

ヘリもトレーニングです。

がんばってね!



一日風が続きそうだったので、お隣のアルペンゴルフクラブさんでランチでエナジー補給です。

食事だけでもOKです。

今日はおすすめの『美唄米粉みそザンギ定食』です。

ザンギとは味付き鳥の唐揚げです。

美味しかったですよ。



監督が熱い視線でフライトを見守ってくれました。

今日のフライトはどうだってしょうか?

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月18日 | Permalink

余力を残してハッピーランディング


フライトへ前の妄想(期待)が高く、がんばり過ぎてしまう。

高度、時間など数字が気になってしまう。

考えていたほどのフライトではなくてがっかりする。

妄想上でのフライトが基準になり、実際のフライトではそうではなかったこともあるでしょう。

フライトではよくあることです。

フライトはベストを求めるより、ベターくらいの方が永くフライトを続けるコツなのだと思います。

余力を残しておく理由は、

ひとつは、パラグライダーのフライトは、追い込んで上手くなるというものではないからです。
自然相手のスポーツ。
コンディションが変化した時に、オプションの選択が必要だからです。

二つ目は、最後にやり直しのきかないランディングという仕事が残っているからです。
ランディングは地面に近づくという環境で、誤差の供許容範囲が徐々に狭くなり、精度が求められるからです。
最後に体力と集中力が必要です。

マラソンの倒れながらのゴールのようでは余裕がなさすぎです。
たとえビッグフライトしたあとランディングで失敗すると気分はブルーになります。(涙)

最後はハッピーランディングでしめましょう。

おみやげは 無事故でいいの おとうさん
交通安全スローガン 1978年 全日本交通安全協会会長賞(佳作)



フライトに参考になる本です。



投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月18日 | Permalink