夏の自由研究 台風のしくみ

 

 

朝から風が強くて、フライトできませーん。(;^_^A


夏休みの自由研究をしよう!

 

スーパーコンピューターってすごい。

風の流れが可視化されています。
 

 


これはすでにアート

http://earth.nullschool.net/jp/about.html
 

オホーツク高気圧から、ドバーっと台風に向かって風が流れています。

 

実況天気とさほど違っていないです。
 

 

 

 

 

ローカルな話では、国道12号線に沿って北東風が流れ込み美唄は風が強い。(T_T)

 

そうだ。今日のお題は、台風の仕組みです。

 

気象で大事なのは、風の流れ、仕組みを知ることで、予測が可能になります。

 

三次元的に、風の流れや時系列がイメージできると、風の影響を受ける私たちのフライトに役立ちます。
 

台風のような災害時にも役立ててください。

 

私の下手な説明より、分かりやすいサイトを見て下さい。
 

 

 

 

 

http://www.gakujoken.or.jp/omoshiroK/kaze/01.html

気象は、イメージできることが大切で、漢字や数式の多い本は、睡眠導入になりかねません。(笑)

子供向けの本や、サイトがおすすめです。


 

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2015年08月24日 | Permalink

2015.8.21 夏の空絶好調です

南風2m/s、穏やかな風です。

美唄スカイパークは絶好調です。(^∇^)

20数年ぶりのパラグライダーでのフライト挑戦です。

チャレンジ3daysコースの二日目です。

一度取得したものは、身体が覚えています。

ショートフライトとはすでに言えない、200mはフライトはしてました。

 

 

 

 

 

 

 

余裕のフライトです。
お見事!(^-^)/

関西のスクールで始められたそうで、30年前のクラブの名簿を持ってこられました。

まさかとは思いましたが、
知り合いが三人いました!
しかも現役二人。

興奮して写真撮るのを忘れてました。(;^_^A



浦臼山から東西の雲が伸び、コンバージェンスライン(風がぶつかって上昇気流帯がある)が11時から1時くらいまで出現しました。
浦臼まで行けたかも。
 

 

 

 


今日のトンビ先生は、10時のファーストサーマルで上昇していました。

 

 

 

 

 

 

 


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投稿者名 上野陸 投稿日時 2015年08月21日 | Permalink

高度はフライトに関係する?

 

 

 

 

 

先日のブログで、
暑さはフライトに影響する?


で気温と空気密度の関係について書いてみました。

反響があったので、高度と空気密度の関係について書いてみたいと思います。

 

高度が上がるにつれて空気が薄くなるというのは、みなさんご存知ですよね。

 

以前にこんな体験をしました。

標高500mくらいテイクオフでタンデムフライトすることが多いですが、

夏に標高1,000mのテイクオフでタンデムフライトをした時です。
 

私は体重が60kgなので、強めの風は得意ではありません。

風速はギリギリ行けるかなくらいの風でライズアップしたところ、トルクがかからずにスカーとライズアップできました。


空気密度が低いのだと感じました。

 

 

 

 

http://homepage2.nifty.com/JSBACH/760mmHg/760mmHg.htm


詳しいデータがありました。
http://ebw.eng-book.com/pdfs/01225b7b7e2b3569ba70c2066e4de163.pdf

 

標高500m  空気密度1.16727 kg/m3

標高1000m  空気密度1.11166 kg/m3

 

ざっくりとその差、約5%ですね。タンデム機は35平米(投影面積)と翼が大きいので影響あります。

 

海エリア(50m以下)と高原エリア(1,000m)など、いつもフライトしているエリアと高度差がある場合は、その違いは知っておくといいと思います。

また、気流が変化した際のグライダーの挙動、回復性などに影響があるかもしれません。

 

高度と空気密度にフォーカスしましたが、実際には、気温、湿度、気流の変化などの要因が加わります。

総合的に判断してみましょう。

 

 

2011年に行なわれたネパール人によるネパール人のための大冒険。
エベレストを登頂し、そこからパラグライダーでフライト。カヌーで激流を下り、海へ。
それでは、究極の下降の動画をどうぞ。

 

ネパール復刻がんばれ!
 

The Ultimate Descent from Mary Anne Potts on Vimeo.


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投稿者名 上野陸 投稿日時 2015年08月10日 | Permalink

美唄アメダス観測所


予報では、午前中はまだ風が弱そうだったのですが、朝起きるといやな予感…‥。


辺りの木の葉っぱが揺れている。

恐る恐るアメダスをチェックすると、すでに風が強い。岩見沢がすでに7m/s。

ご予約いただいていた方に急遽連絡しました。残念。


自然には、風が吹く必要があるから吹いているので、仕方ないですね。
地球の呼吸みたいなものですから。
元気でよろしい。

そうだ!
いつも情報を得ている美唄アメダス観測所を確認しておこう。

この施設のおかげで気象データが気軽に入手できます。

すぐ近くにありました。


 

 

 

 


田園地域にはありました。

南から東方向は開けていますが、北から西方向は家屋があります。
南から東の風は正確だとしても、北から西風は、建物の風下になるので、弱く表示される可能性があります。

見ておいて良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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投稿者名 上野陸 投稿日時 2015年08月08日 | Permalink

暑さはフライトに影響する?

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

調布の飛行機事故で、暑さの飛行への影響について報道されていました。

パラグライダーでフライトするぼくらにも関係あると思い、気温と飛行への影響について考えてみました。

 

気温と空気密度は関係があります。

 

冬の風はパワーがあるとか、夏は穏やかとか漠然とした印象はもっていると思います。

 

簡単に言うと、空気は暖められると膨張して、空気密度が低くなります。
 

翼に空気が流れて揚力が働くので、空気密度が低くなると、揚力が減ってしまうということです。

 

揚力の公式です。

 

 

 

 

 

 

 

ρというのが空気密度です。

 

 

どのくらい温度変化で変わるのかというと、

見つけました。

熱気球のサイトからです。

 

 

 

 

 

http://www.jballoon.jp/safety/handbook/indivisual/3-1-1-hikougenri.pdf参照

 

乾燥空気では、10℃毎に約0.04kg/m∧3変化します。


ざっくりと、
 

春、秋の過ごしやすい20℃、と夏の酷暑35℃を比較すると、0.06kg/m∧3 約5%空気密度が軽くなっています。


空気密度が低いと、気流の変化で翼に与える影響は少なくなり、穏やかともいえます。

 

注意が必要なのは、風のない時のテイクオフです。
 

空気密度が低くくなった分、揚力を補うため走らなければなりません。
 

水分不足で体調不良、暑くていらいらしているなどの要因が重なると思わぬ失敗を招くかもしれません。

暑い日が続くかと思いますが、水分を捕って夏フライトを楽しみましょう!


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投稿者名 上野陸 投稿日時 2015年08月06日 | Permalink