ボディコントロール ブレーク操作
パラグライダーのコントロールが上手くいかないのは、適切にブレーク操作ができていないことが原因かもしれません。
今日はブレーク操作、ボディコントロールの話です。
パラグライダーは、ブレークコードというハンドルを使って操作をします。
手を下に引けばブレーキがかかり、手を上げれば速度が増し、右を引けば右に曲がるというシンプルな操作系です。
ライズアップ後、ハンドルを動かし過ぎてグライダーが右往左往する。
ブレークコードの引くタイミングが遅く、旋回のポイントを大きく過ぎてしまう。
パラグライダーをコントロールするブレークコードには、入力装置としての操作、パラグライダーの状態を教えてくれる出力装置としてのブレークテンションの二つの役割があります。
自動車のハンドル、アクセル、ブレーキと同じ役割です。
それではチェックしてみましょう。
手を見ながらブレーク操作をしているイメージで行ってください。
フルリリース(バンザイ)からフルブレーク(手を下に下ろした状態)までを10秒かけて等速度で引くことができますか?
手の経路がまっすぐに降ろされていますか?(× 手が前に出てしまう。横に伸びてしまう。)
胸を開き、肩、肘、手首が柔軟に可動しないと、効率のよい運動になりません。
実際のフライトでは、ブレークテンションを感じながらの操作になります。
腕に力みやこわばりがあるとブレークテンションを感じることができません。
ブレーク操作は基本中の基本です。反復練習で適切な動作を体得しましょう。
シャドーボクシングや野球、ゴルフのスイングのように、フォームをチェックしイメージトレーニングをしてみてください。
ブレークテンションまでイメージできたら合格です。
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