人は同じように認識しているわけではない 認知特性


パラグライダーで、ランディングアプローチやソアリング(熱上昇気流での滞空)など、空間や時間軸など日常的ではない状況を説明する時に、なかなか伝わらない場合があります。

人それぞれ認知が違うというのは感じてはいたのですが、こんなにもパターンが違うとは思いませんでした。

神経心理学で使われる用語で【認知特性】といいます。

認知特性とは、生まれながらに備わっている「考え」や「思考」の方向性のことです。

視覚優位者、言語優位者、聴覚優位者、という3つのタイプに分かれます。

視覚優位者
写真や映像、空間で考えるタイプ

言語優位者
文字や文章を映像化や図式化してから思考するタイプ

聴覚優位者
文字や文章を耳から入れる音として情報処理するタイプ

人は視覚情報から80%以上を得ると言われていますが、同じものを見ていても写真のように認知する人(視覚優位者)、言語に置き換えて認知する人(言語優位者、聴覚優位者)がいるということです。

私は視覚優位タイプです。

写真のように場面が切りられて記憶に残ります。

テイクオフの癖などは、写真の画像のように頭の中に残るのです。

私たちパラグライダーは、空という空間、時間軸という日常的ではないシチュエーションでフライトしています。

フライトの知識を共有する時に、同じイメージで受け取っているとは限らないということです。

一番の問題はコミュニケーションのギャップです。

映像、文字情報、話し言葉と組み合わせないといけませんね。



投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月15日 | Permalink

IKUMA アスペクト比5.7は春の風でも頼りになりますよ


北海道に飛び頃のコンディションがやって来ました。

ドライで日差しが強く初夏のような気温です。

春のサーマルは小さくラフです。

生まれれたてで元気はありますが、形がしっかりとしません。

翻弄されつつサーマルがまとまるまで育て上げます。

ラフなコンディションでIKUMAは頼り甲斐があります。

元気が良くラフなサーマルなので、ヘロっと風が抜けるタイミングでも翼は潰れずに残ってくれます。(ホっ)

おかげさまで上げきることができ、春の絶景を見ることができました。(ふぉー!)


あれは大雪山ですかねー

グランドでのフライトを楽しんだあと、車回収があったのでトップランディングをしました。

高すぎないアスペクト比5.7は小回りが効くので無事に降ろすことができました。


これが今年最後の花見かな。


その後のフライトで調子乗りすぎて低くなりゲレンデの途中に降りてします。

罰ゲームのハイクアップです。(苦笑)


NIVIUKのEN-Bプラスグライダー IKUMA のページはこちら!

バランスがとれたオールマイティな仕上がりです。


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月14日 | Permalink

合理的な判断をしているとは限らない?

風が強くなり始めたテイクオフで、あるシニアパイロットとの会話
イントラ「風が強くなってきましたね。」
パイロット「残された時間が限られているから、できるだけフライトしたいんだよ。」
イントラ「ここで無理にフライトして風が強まりランディングでケガをしたら、将来フライトできる時間が一気に減るかもしれませんよ。」
パイロット「‥‥‥‥。」

この場合は現在のフライトの機会、時間の損失を回避しようとしています。

しかし風が強くなり失敗すると、もっと多くの将来のフライト機会、時間を損失する可能性があります。
安全性という点で、フライトには合理的ではない状況でした。

【人は得られることより、損失を恐れる。】
人の認知にはバイアス(偏り)がかかり合理的な行動をするとは限らない。
人は心理的に損失を回避する行動をとってしまうというものです。

合理性というのも、優先順位、目的があってのものです。
一番優先順位の高いものは何でしょうか?

フライトは、常に選択と行動の連続です。
自然の風の中で、意思決定のレッスンともいえます。
大切なことはハッピーランディングでしめくくることです。

パラグライダーで学んでみませんか?


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月13日 | Permalink

KOYOT3リリース!


NIVIUK EN-Aクラス 【KOYOT3】(コヨーテ)がリリースされました。

EN-Aクラスでビギナー、ファンフライトの方が対象です。

ビギナーが使うこのクラスは、使いやすさ重要です。

【KOYOT3】の注目ポイントは、前縁に形状記憶合金ニチノールが入ったことです。

初心者ほどこのマテリアルのメリットが高いと考えています。
ニチノールの超弾性というバネ効果は、癖がつきにくくパッキングに慣れていないビギナーでも扱いやすいです。

【前縁の形状がしっかりと形造られるので、ライズアップがイージーになります。】
【ナイロンステックよりも細くできるので、結果的に軽量、コンパクトになります。】
【末端処理は三重にしていてセールへのダメージに対応しています。】

一番の懸念材料であるコスト高を最小限度に抑えることができました。

HOOK3,IKUMA,PEAK4とニチノールを使用した試乗機を半年使っていますが特に問題はありません。

機能性の高い素材を使用しビギナーへ扱いやすいグライダーに仕上がっています。

最新のテクノロジーの恩恵を受けたいビギナーの方。

リラックスして空中散歩を楽しみたい方。

KOYOT3のページはこちら!


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月13日 | Permalink

2016.5.12 今日の日記

田植えが始まりました。 この空知地区は有数の米どころです。


雨は上がったのですが、風は治まらなかったです。
残念。

そういうわけで学科講習です。

フライトには実技と気象、航空力学、フライトテクニックなどの知識が必要です。

今後行う講習実技のシミュレーション、トラブルシューティングを行いました。

話に熱中しすぎて、写真忘れました。(汗)

パラグライダーを始めるにはいい季節です。
こちらからどうぞ!


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月12日 | Permalink