この鳥の動画は、首の柔軟性も驚きですが、頭が空中の一点にいつもある状態でブレがない。
空飛ぶDNAを持っているものは違います!
これがリアルなフライト中だったとします。
すごい揺れてますね。(笑)
左右のバランスをとることが最も重要です。
視覚情報によって操作が行われます。
目的地に行くためにも、目線がそこに向いていないと行動ができないです。
まずは目的に目線がいっていることが重要です。
往年のケニー=ロバーツ REDBULL MotoGP:ライディングスタイルの進化より
目線の次は視覚です。
視覚には中心視と周辺視というものがあります。
中心視は、視野の中心点で色や形などを認識します。
周辺視は、視野の周辺部で全体像、動き、位置などを把握します。
自動車の運転をしている時のことを思い浮かべてみましょう。
漠然と進行方向を見て運転してますよね。
(ポケモンGOしてませんよねー)
中心視で、目的を認識して、
周辺視で、センターライン、縁石などで位置を把握し、信号、周りの車の状況などを監視しています。まさに視野を広く使っています。
信号、標識、飛び出しなど変化があったもの、重要なものは、中心視で確認しています。
(ここのラーメン屋行ってみようとかもね。)
中心視と周辺視交互に使っています。
パラグライダーの話に戻って、フライトを行うには、フライトプラン、視野、姿勢、状況の認知はセットで必要です。
どれが欠けてもフライトは上手くいきません。
最近のフライトでランディングアプローチを思い出してみてください。
各ポイントの見下ろし角、ブレークコードのプレッシャーまで思い出すことができれば合格です。
細部のどこまで思い出せたかが今のあなたの認識になります。
常に同じフライトはありませんが、一本毎のフライトでPDCAサイクルを行うことにより、抽象化できるようになり予測、修正ができるようになります。
参考:
www.redbull.com MotoGP:ライディングスタイルの進化
http://skiers-lab.com スキーを滑っている時の目線の重要性 62
http://neurotracker.jp スポーツでは、どのように視覚を利用しているのか?
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