適応力 パラグライダーに必要な認知特性


パラグライダーは、自然がフィールドのスポーツです。

アウトドアスポーツにおいては、変化が条件になります。

【適応力】が大切な力になります。

「適応力とは、物事や課題に適切に対応できる能力のことです。
適応力は知能の高い生物の証拠であるともいわれています。生物にとって命を脅かすような究極の状況下で生き延びるためには、その状況をきちんと把握して、その中で最適な方法を選べなくてななりません。生物学的にも環境への適応力が低い個体は生き延べられないのです。」(誰でも才能はある。問題はその「原石」をどう見つけて磨くかだ)より抜粋

フライト前には、飛行計画があります。

「今日は、こういう気象条件で、テイクオフの風はこうで、上昇気流がどこで上がりそうで、ここへ移動して〜、ランディングしよう。」

実際には、予想していた気象条件にはならずに、飛行計画はその気象条件に合わせたものに変更しなければなりません。

エンジンがないパラグライダーは、風のエネルギーで上昇することができます。
気流の変化が大きいとグライダーが揺らされます。

風のエネルギーを享受できる場合もあり、翻弄されることもあります。
パラグライダーは気象による影響を大きく受けるのです。

しかし風は見えないので、その選択が最適などうかはわかりません。

常に、仮説をたてて、行動してみて、モア ベターと思われるように修正を加えることになります。

見えない風の変化に対して、自分で感じ考えた読み、ダイレクトな答え、このシンプルな潔さがこのスポーツの魅力なのだと思います。

適応力は大切な力ですが、現代社会では便利で快適な反面、衰えてしまう可能性があります。

しかし、今後のテクノロジーによる急激な社会変化や、突然やってくる大きな自然災害で生き延びるためには必要な力です。

パラグライダーは適応力を伸ばすいいトレーニングだと思うのです。

北海道のサニーサイドパラグライダースクール

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この本から抜粋しています。
認知特性についてオススメです。


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年06月04日 | Permalink