NEVADA2 LIGHTインプレッション
GRADIENT社のEN-Bプラスクラス NEVADA2の軽量バージョン NEVADA2 LIGHTが来ました。
24サイズでノーマルが4.7kgに対してライトは3.8kgと900gの軽量化です。
さてどれほどの変化があるのでしょうか?
やはり一番軽さのメリットを感じられるのは、ライズアップです。
弱い風でもふわっとライズアップでき、グライダーがパイロットを越してしまうシュートの傾向は少ないです。
これだけでも軽量バージョンにする価値があります。
一言でいうとハンドリングの感じがすこぶるいいです。
900g軽いとこれだけ違うのかと思うくらい反応がいいです。
EN-Bクラスなのを忘れてしまいます。
風の変化を敏感に伝えてくれます。
GRADIENT社らしいハンドリングです。
2006年発売のEN-Cクラスで人気のあった往年のASPEN2を思い出しました。私も乗っていました。
調べて見るとアスペクト比(実測)は5.69でした。NEVADA2 LIGHTは、5.75なので10年経つと認証も変わるのですね。進化してますね。
ライザーは3ライザーです。
リアライザーコントロールはついています。
移動するためにフルリリース、アクセル使用時の微調整に使用します。
手前に引いてテンションをかけます。
降下手段は、オーソドックスにビッグイヤーです。
Aラインは2本です。
安定してビッグイヤーはできます。
ばたつきもありません。
軽量というのは機動性、運動性を高めてくれます。
パラグライダーも同様です。
耐久性を心配される方もいらっしゃいますが、マテリアルの進化で以前ほどの差はなくなりました。
それ以上に軽量性のメリットの方が多いです。
一言でいうとグライダーの感性が高まった感じがします。
軽量NEVADA2 LIGHTで、風の変化を感じ、コントロールする喜びを味わってみませんか?