空間認識力 フライトに欠かせない認知能力


渡り鳥や回遊魚は季節ごとに何万キロも移動します。
空間認知力が発達しているので目的地に達することができます。

【空間認知力】とは、モノ形や大きさ、位置、方向を把握する能力で、私たちパラグライダーにとっては、三次元的な位置関係、方向、速度を認識する大切な能力です。

一般的には、飛んでくるボールを捕まえる、地図を見ながら目的地に到着する、車の車庫入れをするなどの力です。

初めから、空間認知力が高い人はいません。
(スキー、スノーボード、体操などの経験者に高い能力を持った人がいます。)

パラの体験者は、実際のフライトの高さの数倍のことをいわれます。

ビギナーは地上練習、低高度のフライトから三次元的な位置関係を把握する空間認知力を養う必要があります。

パラグライダーはプラス風の影響を受けるので、空間認知力としては高度なことをしていると思います。

ランディングアプローチには必要な能力です。
ランディングが上手くいかないのは、空間的な位置の把握、アプローチのパターン、風の変化の対応どれかに原因があります。
チェックしてみてください。

話が変わりますが、今後ドローン関連のテクノロジーは急速に発達していくでしょう。

三次元的なものが産業になり、この空間認知力は特殊能力として重宝されるかもしれません。

北海道のサニーサイドパラグライダースクール

パラグライダーのことならエアハート


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月26日 | Permalink