上を向いて歩こう
一気に読みました。
『上を向いて歩こう』言わずと知れたスタンダードナンバーです。
日本語の歌詞でありながらSUKIYAKIというタイトルで1963年に全米チャート3週連続1位を記録した。
しかしこれだけ有名な曲でありながら、米に渡った経緯など確かなことは資料がなく曖昧なまま。
国境を越え、時代を越えてスタンダードナンバーとして愛され続ける『上を向いて歩こう』。
新しい時代の若き才能を持った、中村八大、永六輔、坂本九そしてこの曲に携わるミュージックマン達。
時代と人物達の背景を描いた奇跡の歌『上を向いて歩こう』をめぐる物語です。
作家の佐藤剛は、音楽プロデューサーでTHE BOOM、ヒートウェイヴ、小野リサ、ハナレグミなどいい仕事してます。
この本は丹念に取材を積み重ねられています。
ノンフィクションの殿堂入りです。
佐藤剛氏は、最近お気に入りのサイトTAP the POPに寄稿してます。
http://www.tapthepop.net/author/s_go/page/2
清志郎が『日本の有名なロックンロ〜ル!』と紹介する意味が分かりました。