アートとスポーツを教育に活かしている点

昨日紹介したアルテピアッツァと旧美唄工高の体育館に設置されたクライミング壁は、オリジナルでここ美唄にしかないものです。

両施設に共通なものが、教育です。この点がこの施設をオリジナルなものにしていると思います。

アルテピアッツァは、自然とアートと歴史と幼稚園がつくり出している空間です。

癒しだけではなく、パワースポットですね。

疲れた方は、訪れてみてください。

ここの子供達は、感性豊か育つでしょうね。



旧美唄工高の体育館に、つくられた11mのクライミング壁は、珍しいものです。

ロープクライミングは、ダイナミックです。しかしその高さと道具の取扱からリスクがあり、クライミングジムでは、使えないところもあります。(ジムではボルダリングという道具を使わないものが主流です)

レスキューの練習が一番の目的である私にとっては、11mの壁はいい練習になります。
この位の高さが心理的に一番怖いです。
実際に救助する高さは、この位が一番多いのです。


リスクを避けるだけでは、成長はありません。
自然は、人間の想像を越えます。
想定外のことが起こったときに、どう柔軟に対応するかということも、生きるためには必要です。
リスクマネージメントです。

オリジナルのビジョンを持った人が踏み込んでつくったものは迫力があります。流行り廃りを越えています。
アートやスポーツを教育に活かしている点がすごいです。



投稿者名 上野陸 投稿日時 2015年09月10日 | Permalink