無意識の「Flight or Fight状態」あと一つのFとは
こんにちは。サニーサイドアウトドアスクール校長の上野です。
5/9の「最初の体験では思わぬ反応が…」で書きましたが、人は差し迫った状況になると無意識に「Flight or Fight状態」にスイッチが入ります。
つまり、戦うか飛ぶように逃げるかどちらかに全力を注ぎます。
頭が白くなるという表現は、それ以外は排除して集中しているとも言えます。
パラグライダーの初心者コースをしていて、もう一つのFがあるのに気づきました。
それはFreezeで、凍ったように「かたまる」です。
この「かたまる」には2つあります。
一つ目は、「足がすくむ」状態です。
二つ目は、力んでしまっている状態です。無酸素運動になり筋緊張して動かなくなったり、オーバーコントロールになってしまいます。
いずれにしても、サバンナで獣に襲われているのではないので、「Flight or Fight or Freeze状態」では、その状況に適切に行動がコントロールできず、いわゆるハンドルを握っている状態ではありません。
こういう時には、目線が泳ぎ全体像が見えていません。
まず目標を見ることを意識してもらいます。
これで余計な動作が減り、落ち着きます。
あとは一つずつ、ハンドルを握ってコントロールすることをおぼえればいいのです。
それではまた!
初めてのフライト体験で、あなたはどの状態になるでしょうか。
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