こどもの対応のほうが合っていることがある
サニーサイドアウトドアスクール 校長の上野です。
災害や緊急時には、こどもは守らなければならない対象として考えられていますが、こどもの対応のほうが合っていることがあります。
大人は、正常性バイアス、集団同調バイアスなどの心理の働きにより、逃げるという合理的な行動が取れない場合があります。
空気を読みすぎてしまうのです。
東日本大震災で、「釜石の奇跡」と呼ばれた事例があります。
「釜石市内14小中学校に通う2926人中、学校を休んでいた生徒など5人を除く2921人は全員無事であった。生存率は実に99.8%に上っていた。
群馬大学大学院の片田敏孝教授の指導を受けて防災教育を推進してきた。」
特に津波は、一刻を争う事態です。
反射的な行動、その状況に応じた対応が必要になってきます。
ただ闇雲に逃げてもまちがった方向かもしれません。
それまでの「知識」や「備え」が物を言います。
数年、10年、100年、1000年後かもしれませんが、そのときに正しい対応をしなければなりません。
連休後半、災害に備えてはいかがでしょうか?
こどもだけのときにも、大きな災害はおこります。
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