アウトドアを防災に役立てる
3.11東日本大震災から5年が経ちます。
私は茨城県のエアパークCOOで被災しました。
近所の門の瓦が崩れ落ち、山からスギ花粉が一斉に飛んだ時にはただ事ではないことがわかりました。
それから電気、電話が止まり、情報が寸断され、数日は余震に警戒する日を過ごしました。
まずは水と食料の確保です。
水は井戸、川から汲めば大丈夫です。
お米、カップ麺のストックがありました。
普段常備しているアウトドア用品が役立ちました。
シュラフはいつも持っているので寒さ対策も大丈夫でした。
料理用のガスコンロもあります。
キャンプができる装備があれば、衣食住はまかなえます。
大切なのは知識です。
ファーストエイド講習の時に言われました。
「まずは自分の身を守ることが大切。ファーストエイドの知識は事故を未然に防ぐことにもなる。」
アウトドアでは気象の知識が必要です。
観望天気ができれば、限られた情報でも行動の際に役に立ちます。
レスキューレベルの技術と道具があれば、事故や要救助者のレスキュー以外にもロープワークなど役立つことがあります。
遊びながら、自然の中で生きるための知識や技術も学びましょう!