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ブレークコードをチェックしてみよう


パラグライダーをコントロールするために必要なもの【ブレークコード】の話です。

この重要なブレークコードはブレークハンドルに結びつけられています。

なぜ他のラインと違って調整できるようになっているのでしょうか?

他のラインと違って荷重がかからないため経年劣化が起こり縮みやすいのです。

ライズアップでグライダーの上がりが悪くなったなんてのは傾向の一つです。

ブレークコードは年間1~1.5cm程度縮むようです。もちろん使用頻度、マテリアル、保管状態などにとって変わります。



ハンドルへの結びは、メーカーによって違いますが、巻き結び、もやい結びなどが使われます。

調整できるものは、結び目が緩む可能性があります。

セーフティのため、オーバーハンドノットなどで結びをつけるといいでしょう。

このセーフティのストッパーが多すぎると、フルリリースしても結び目が邪魔をしてブレークコードが引かれた状態になってしまいます。気をつけてください。

ブレークコード結びの目視、ブレークコードの左右の長さ、ライズアップした時のブレークコードのテンションなどに気に配りましょう。

ブレークコードの長さ調整は、いろいろな要素があり簡単ではないので次の機会にします。

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年04月29日 | Permalink