注意力 パラグライダーに必要な認知特性

雪のような環境が変わる場合には注意が必要


誤字脱字に気がつかない。
スピード違反で捕まる。
物忘れが…。

いろいろと衰えてきて、注意力が落ちたなと感じる今日この頃です。(苦笑)

パラグライダーという道具を使って自然の中で行われるこのスポーツ、装備の装着、自然の変化など【注意力】は重要な認知特性です。

『注意力とは何かに気持ちを集中させる能力のことです。』

注意力といっても三つのポイントがあります。

一点に注意を集める力
テイクオフなど仕事量が多い時に必要です。

注意を分散させる力
特にリスクマネジメントの点で、フライト中の気象の変化や、他機の動きなど見張りをしなくてはなりません。

関係ないものをシャットアウトする力
装備の点検、装着時には、話をせずに注意を集中しなければなりません。

人は忘れるものなので、チェックリスト、ルーチーンは有効です。

この注意力を保てる時間を知ることは大切です。

最後はランディングという注意力を必要とする仕事が残っているからです。

ランディングがグダグダだとせっかくのいいフライトが台無しになりますからね。

北海道のサニーサイドパラグライダースクール

パラグライダーのことならエアハート

ポチポチとやってみましたか?
あなたにぴったりのグライダーをチェックします!

この本から抜粋しています。
認知特性についてオススメです。


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年06月02日 | Permalink

カスタマイズ テイクオフ編

ベーシックな方法は変わりませんが、自分の体格、柔軟性、装備に合わせることで快適になります。
テイクオフをカスタマイズしてみましょう。

フォームのカスタマイズ
昨年の秋に体験のレッスンで見本を見せようとフロントライズアップをしたところ肩に激痛が走りました。
ついに来たか五十肩…。

スタートで、手を広げてのポジションはもう無理です。
脇を締めて肩をロックしてのポジションに切り替えました。

Aライザーの持つ位置はどうしてますか?
標準的にはライザーのグリップ(色つき)を持っている人が多いと思います。

しかしハーネスの吊り位置の高さ、腕の長さは人によって違います。
またライザーの仕組みによっては、グリップが持ちにくいものもあります。

あまりライザーを引き込み過ぎると、翼が変形してライザアップを阻害してしまいます。
引き込みが少ないと翼が上がって来ないです。

ちょうど良いところを探してください。

グライダーのライズアップ特性
今のグライダーは初級機から前縁にロッドが入り成形された状態で、エアが入りやすいです。
またグライダー重量が軽くなり、以前に比べライズアップ特性が良くなっています。

初動の強さをカスタマイズしてみましょう。
強く引きすぎるとシュート(翼が勢いあまり自分の頭上を通り越してしまうこと)してしまい、弱く引くと上がらない。
その中間に適正なところがあります。
試してみて感覚をつかんでください。

カスタマイズは「グライダーのポテンシャルを活かしてあげる」というイメージです。

試乗機でフライトする時は、フライト前にこれらの点をチェックしてくださいね。

それでは、ハッピーランディングで!

北海道のサニーサイドパラグライダースクール

パラグライダーのことならエアハート


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月24日 | Permalink

道具には調整が必要です

パラグライダー、ハーネスなどの道具の調整の話です。

本来持っている機能性を活かすことは、快適性、操縦性を上げるだけではなく、安全性にも貢献してくれます。

定期的にチェックしてますか?

カスタマイズ
体格、柔軟性などは人によってそれぞれ違います。

道具をカスタマイズするという考えです。

ハーネスはすぐにセッティングがでないかもしれません。

腹筋が痛い、ハーネスの中でカラダが遊ぶ、しっくりこないなど違和感を大切にモア ベターで少しずつセッティングを出しましょう。

極端な変更は、操作性、安定性の違いでリスクがあります。

定期チェック
調整できるものは、ずれる可能性があります。
グランド練習のあとでは、レッグベルトが緩んでいる場合があります。

マテリアルの経年変化は避けられないものです。
使っていなくても保管状態によっては経年変化する場合があります。

徐々に変化すると気づかない場合があります。

初期の性能、得に安全性が機能しないと問題です。

安全に快適にフライトするためにも、定期的なチェックは必要です。

北海道のサニーサイドパラグライダースクール

パラグライダーのことならエアハート


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月23日 | Permalink

気温差のある春のウェアは?

いよいよゴールデンウイークに突入しました。

北海道では低気圧の発達と強い寒気の影響で雪の便りのところがありました。(驚)

学生時代にバイクでツーリングをしていて大雪に見舞われたことがありました。


春の気温は数日で0℃から20℃までと、まるで冬から初夏までの気温の変化が特徴です。

アウトドアではウェアの選択が重要になります。

レイヤリングという重ね着がお勧めです。



冬モードの時

ベースレイヤーは中厚の長袖のもの

中間着にフリースベスト

そして雪が降るような時の切り札は、ダウンセーターです。



広い範囲で使いやすいアウターはソフトシェルだと思います。



夏モード

気温によって

ベースレイヤーをロングTシャツにします。

昼は気温が高くても朝晩は冷えることが多いです。

中間着で調整します。

アウトドアで快適に過ごすことは、体力の低下を防ぎ、適切な判断力をキープする上でも大切です。

低体温症は冬だけではありませんよ。

それではレイヤリングで快適にアウトドアを楽しんでください!

パタゴニアの定番品はよく練られています。
こちらを参考にしてみてください。
パタゴニア

投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年04月29日 | Permalink

パラグライダーには腕の長いウエアがお勧め

#TheOpportunist–If it’s dry, climb. If the dirt’s tacky, ride. If it’s crisp and breezy, run. The Houdini Jacket belongs in any kit, for any activity.Learn more: http://pat.ag/TheOpportunist

Patagoniaさんの投稿 2016年3月13日

パラグライダーは構造的に腕を上げてフライトするという独特の姿勢です。

通常のウエアでは袖が突っ張ってしまいます。

パラグライダー専用のフライトスーツ、クライミング用のものは袖が長めにデザインされているのでお勧めです。

今週末3/19(土)COOクロカンカップにアウトドアメーカー パタゴニアの八木さんがゲストでいらっしゃいます。

パタゴニアの定番商品は、アウトドアの現場でテストを重ね改良されているので使い勝手がいいです。

クライミングを想定しているので袖が長めでストレスがなく、パラグライダーでのフライトにお勧めです。



パタゴニア

投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年03月16日 | Permalink