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巨大地震では約9割が単一の原因により犠牲になっています


みなさんこんにちは!
サニーサイドアウトドアスクールの上野です。

このブログでは、防災についてお伝えしています。
今日は「巨大地震の死亡車の9割程度が単一の原因による」という事実です。

逆に巨大地震が発生した場合に、気をつけなければならないというポイントが分かります。


よく知られている通り、関東大震災の死因のトップは、87.1パーセントを占める火災です。阪神淡路大震災は建物倒壊による頭部損傷、内臓損傷、頸部損傷、窒息・外傷性ショックなどが死因の83.3パーセント占めています。東日本大震災では溺死が92.4パーセントでした。この3つの大地震の死因原因を見ると「巨大地震の死亡者の9割程度が単一の原因による」という、とても興味深いことがわかります。

「震度7の生存確率」より

関東大震災は、午前11時58分というお昼直前時に地震が発生し、昼食のしたくでの火の不始末が原因でした。
阪神・淡路大震災は午前5時46分と言う冬の明け方に発生しました。ほとんどの方が就寝中で、自宅の倒壊や家具が倒れてきたことによる圧死や窒息死で多くの方が亡くなりました。
東日本大震災は午後2時46分に発生し津波によって多くの方がなくなりました。

このように「場所」「時間帯」「季節」によって危険が異なります。


 首都直下地震の場合、「冬の夕方、風速8m/s」て2万3,000人が死亡、「夏の昼、風速3/s」で5,400人が死亡となっており、死者の差は1万7,600人です。南海トラフ巨大地震で東海地方が大きく被災する基本ケースでは「夏の昼風速8m/s、津波の早期避難者が低く、海水浴客を考慮した場合」の死者数が25万人、「冬の夕方、平均風速」のの場合の死者数は9万8,000人で15万2000人の差があります。
 火災は次の夕方に、建物倒壊による犠牲者は冬の深夜に、津波は夏の昼に者が多くなると予想されています。

「震度7の生存確率」より

発災が冬の夕方であれば、火災の発生することが予測できます。

火元を出さないために、「火の始末」「通電火災を防止するためにブレーカーを落とす」「感震ブレーカーの設置」「初期消化」などの対策があり、火災に強い広い避難場所への移動が必要になるかもしれません。

夏に海で遊ぶ場合には、高所や、津波タワーなどの避難場所と経路を調べることが防災になります。

発災時の状況によって、適切な行動やその前の備えは異なってきます。

今回の元ネタである「震度7の生存確率」は、最新の防災情報が記されています。スキルだけではなく理由もわかりやすく述べられています。

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2020年01月24日 | Permalink