あなたは自分のテイクオフ基準を持っていますか?
※この記事はパイロット以上向けです。練習生の方はあなたの状況を把握しているインストラクターの指示が優先です。
またフライトはリスクを伴いますので総合的に判断することが必要です。
では本題に。
テイクオフに着いて、なかなか準備が進まず、結局風が強くなってしまいました。(ため息)
なんてことはありませんか?
テイクオフの基準が明確でなく、意思決定が遅れていることが原因かも知れません。
【あなたは自分が安全にテイクオフできる範囲を定数的に答えられますか?】
風向、風速。
風向、風速の変化率。
空域の混雑具合。
天候の変化。
風速計を持てばいいのです。
「自分の安全マージンを越えればフライトはしない。」
これが曖昧だと迷うのです。
【テイクオフまでのルーチーン】
テイクオフが自分の基準内であれば、ラインチェック、計器のセットアップなどのルーチーンを行います。
チェックの要素、順番は漏れないように決めましょう。
チェックを終えたら空域を観察します。
他のパイロットではないです。
気象的な空気を読んでください。(笑)
(しかしあなたが気づいていないリスクのサインがある場合もあるかもしれませんので注意してください。)
ソアリングが目的であれば上昇気流のサインを探します。
上昇気流のサインを発見したら、フライトの準備に移行しましょう。
テイクオフに自信のないパイロットや、基準がはっきりとしていないパイロットは、テイクオフが遅くなり結果的にサーマルブローの吹き荒れる時間帯にテイクオフする羽目になります。
「私だけが上がらないかも」など論理的でないことは心配してもしょうがありません。
基準を設けること、ルーチーンに従って準備を行うこと。
そして【安全にテイクオフできる要因が整わなければ、即取りやめです。】
淡々と行えばいいんです。
自信がなければ、講習バーンでトレーニング!
パラグライダーを自在に扱うことができれば楽しいですよ。
北海道のサニーサイドパラグライダースクール
パラグライダーのことならエアハート