カスタマイズ テイクオフ編
ベーシックな方法は変わりませんが、自分の体格、柔軟性、装備に合わせることで快適になります。
テイクオフをカスタマイズしてみましょう。
フォームのカスタマイズ
昨年の秋に体験のレッスンで見本を見せようとフロントライズアップをしたところ肩に激痛が走りました。
ついに来たか五十肩…。
スタートで、手を広げてのポジションはもう無理です。
脇を締めて肩をロックしてのポジションに切り替えました。
Aライザーの持つ位置はどうしてますか?
標準的にはライザーのグリップ(色つき)を持っている人が多いと思います。
しかしハーネスの吊り位置の高さ、腕の長さは人によって違います。
またライザーの仕組みによっては、グリップが持ちにくいものもあります。
あまりライザーを引き込み過ぎると、翼が変形してライザアップを阻害してしまいます。
引き込みが少ないと翼が上がって来ないです。
ちょうど良いところを探してください。
グライダーのライズアップ特性
今のグライダーは初級機から前縁にロッドが入り成形された状態で、エアが入りやすいです。
またグライダー重量が軽くなり、以前に比べライズアップ特性が良くなっています。
初動の強さをカスタマイズしてみましょう。
強く引きすぎるとシュート(翼が勢いあまり自分の頭上を通り越してしまうこと)してしまい、弱く引くと上がらない。
その中間に適正なところがあります。
試してみて感覚をつかんでください。
カスタマイズは「グライダーのポテンシャルを活かしてあげる」というイメージです。
試乗機でフライトする時は、フライト前にこれらの点をチェックしてくださいね。
それでは、ハッピーランディングで!
北海道のサニーサイドパラグライダースクール
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