こどもに大切なことは
サニーサイドアウトドアスクール 校長の上野です。
今日はこどもの日です。
災害関連の本で一番感銘を受けたのが、片田敏孝著「人が死なない防災」です。
これは、東日本大震災で大津波の被害を受けた岩手県釜石市で、2004年から「防災教育」を行い、小中学性の生存率が99.8%で釜石の奇跡といわれました。
釜石市のこどもたちが主体的に津波から避難することができたのはなぜでしょうか?
それは偶然だったのでしょうか。
想定外で締めくくられることが多い災害ですが、1000年に備えて教育をしている人がいたのは衝撃でした。
災害では100年だろうが1000年だろうが、その一瞬から逃げなければならないことがあります。
緊急時にヒトは心理的に合理的な行動がとれないことが分かっています。
知識、備えがなければ、その一瞬を生き抜くことはできません。
テクノロジーは進化し便利な世の中になっていますが、自然の脅威を予測することはできなく、逃れることは叶いません。
残念ながら、平時には便利になればなるほど、システムは複雑になり、復旧や、すぐに助けがくるとは限らないです。
非常時には、生物としての生きる技術の習得が必要です。
それでは残りのゴールデンウイークをお楽しみください!
こどもだけのときにも、大きな災害はおこります。
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