低体温症について知っておこう
低体温症といえば、「フランダースの犬」のネロ少年とパトラッシュの最後のシーンでしょう。(号泣)
日本では冬の気温減率がよいため、
朝霧高原など冬にフライトが有名なエリアがあります。
そこで気をつけなければならないのが低体温症です。
私たちパラグライダーは寒さを我慢してフライトしていて自覚がないまま意識障害を起こし、
判断力の低下、運動能力の低下による操作ミスなどのエラーを引き起こす可能性があります。
詳しくは、国際山岳医の大城先生のレポートをお読みください。
「低体温」という言葉は、2009年7月に起こった北海道トムラウシ山での大量遭難事故で知られるようになりました。以後も、毎年のように低体温関連の事故により山で亡くなる方がいます。低体温は予防できる病気。特徴と対策を紹介します。http://t.co/wAfeTpwAdf
— 毎日新聞 医療プレミア (@med_premier) 2015年9月14日
1月に行われた山岳レスキューのシナリオトレーニングで、
要救助者役で雪の上に横たわると雪に体温が奪われていくのが実感できます。(苦)
これで病気やケガをしていれば、ショックを引き起こす要因になってしまいます。
正しい予防策は知っておいて損はありません。
食べる
隔離
保温
加温
これから春のフライトで
気温の変化や予想以上に高度が上がるなどの
ことが起こるかもしれません。
無理をせずにフライトを楽しみましょう。