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パラグライダーについて

パラグライダーのススメ その2

人間は、鳥のように空を飛ぶDNAも構造も持っていません。
本来であれば、できないことをするからこそ、そこに進化や発見があります。

そこに必要なこと、そして得られることは、

自然を知ること、
リスクマネージメントするということです。
これに終わりはないですが。

これを私たちは、自然の中で遊びながら学びます。

パラグライダーはアウトドアスポーツの一つです。
これがこのスポーツの役割かなと思っています。


パラグライダーのススメ その1

パラグライダーの出現によって、フライトへの入り口が大きく開かれました。
フットランチといって、鳥のように自分の足で飛び立ち、降りることができます。
パラグライダーの特徴であるシンプルな翼のおかげです。

飛ぶということは、翼に風が流れて揚力が発生します。飛び続けるということは、風の流れの中に身を置くということです。パラグライダーはシンプルな構造ですので、全身で風を感じることができます。

そして地面から足が離れるとそこは空。三次元の目線に変わります。足が離れた瞬間から鳥目線に変わり、周りの景色が流れていきます。

パラグライダーは、シンプルな翼だけに風の影響を受けます。
風、太陽、雲、地形など自然の変化に注意します。
正しい判断ができていれば、自然はファンタジックなフライトというギフトを与えてくれます。


トーイングとは

山からパラグライダーでフライトしているのを見たことがある方がいらっしゃるかもしれません。

パラグライダーは、重力をエネルギー源として翼の作用で揚力を生み出し前進します。高い所から飛び立つ理由がこれでです。

平地からパラグライダーはどうやって飛び立つの?
当然の疑問です。
これは凧揚げの原理です。
張力をエネルギー源とします。
ウインチを呼ばれるラインを巻き取るマシンで張力を生み出します。
後は翼の作用で、揚力を生み出し前進します。

私たちは、電動バイクのシステムを応用した電動ウインチを使用しています。
安定してパワーがあり、レスポンスの良く、滑らかなトーイングフライトができます。

ドイツ北部では、山がありません。
20年以上に渡りトーイングが行なわれています。
トーイング先進国であるドイツのオペレーションカリキュラムを元に運用しています。

トーイングのメリットとして、
都市部からアクセスのよい場所でできる。
最低でも二方向の風に対応できフライト確率が高まる。
平地なので、初心者に大切な安定した風が期待できる。
トーイングのシステムにより、地上練習が少なく、初心者からフライトができる。

デメリットとしては、フラットランドと言われる平地なので、上昇気流が集まりにくく、滞空するのには技術が必要。

練習生のレッスンにはトーイングのメリットが活かせます。
ぜひチャレンジして下さい!


いつでもできるの?

パラグライダーにとって最も大切なのは、風を始めとする気象条件です。
初心者の方が、安心して体験できる風を選んで行ないます。
風向き、風速、不安定な風、雨などの悪天候。天気の急変が予想される場合には中止となることもございます。


また、美唄スカイパークは農道離着陸場という空港です。
他の航空機が緊急に着陸する場合には、安全のためレッスンができなくなる場合もございます。
あらかじめご了承ください。


だれでもできるの?

アウトドアスポーツなので、自転車に乗れる、走れるといった身体能力があればできます。
不安のある方は、お気軽にご相談ください。


パラグライダーが始まったのは?

『パラグライダーは最もシンプルな翼』
今から約30年ほど前に、ヨーロッパの登山家が、下山にパラシュートを使ったのが始まりです。
今や世界各地で、多くのパイロットに楽しまれています。