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災害の時、出社の基準はありますか?



台風19号で、「仕事中」や「通勤・帰宅中」など仕事に関連して屋外を移動している間に被害にあったとみられる人がおよそ15%に当たる13人いたことが分かりました。

台風19号は12日土曜日から三連休ということもあって、多くの方が休日だったと思われます。もしこれが平日であれば被害にあう人はもっと増えた可能性があります。

あなたの仕事では、災害時の出社についての基準はありますか?
計画に沿って淡々と判断していくことが重要です。
基準や計画が決まっていないと、判断の遅れ、しいては行動の遅れにつながり取り返しのつかない事態に追い込まれます。

私は、パラグライダーであれば、前日の18時の最新の予報の降雨確率、風向き、強さで判断しています。
防災プログラムは、行き帰りの交通が困難になることが予想される場合(警報)は中止にします。

行き帰りのルートは複数持っておくことも重要です。
大雨の時の川を避けるルートや、障害物が発生した時の回避ルートです。

未曾有の気象災害が発生する時代は、過去のデータが役に立たないことがあります。
空振りも起こるし、予想以上の災害も発生します。
最終は自分の命ですから個人の判断が重要になります。



サニーサイドアウトドアスクールの防災プログラムについて

サニーサイドアウトドアスクールでは、さまざまな防災プログラムを開講しています。
日本にはさまざまな災害が発生します。弊社の防災プログラムは、「もしもの時に行動できる」を目的としています。
スキルを教えるというよりも、グループワークでの話し合い、実技を通しての学びや気づきに重点をおいています。

防災サバイバルキャンプ

初心者から対象です。
STEP1からSTEP3を行うことによって、災害の全体像、優先順位を学ぶことができます。
グループワークで話し合い、実習でスキルを実践します。
失敗は当然です。失敗から学ぶことは多くあります。
しっかりと振り返りを行い、実際の災害で行動できる人になるための防災脳を育みます。

STEP1 災害を考える・飲む・食べる
STEP2 火を扱う・備える・応急処置
STEP3 泊まる (11〜3月 休止)

  • 時間 13:00〜16:00
  • 人数 2〜12名
  • 年齢 10歳以上
  • 持ち物 汚れても構わない服装、軍手、防寒着、雨具
  • 料金 講習料 6,500円 (平日割6,000円 お正月、ゴールデンウイーク、お盆シーズンを除く)
       施設使用料 1,000円
       傷害保険料 500円

お申し込み、お問い合わせはメールで!


防災キャンプについて

団体様向けの防災プログラム 

人数 12名から60名まで

グループワーク中心になります。
実技は、年齢などにより制約があります。

会社やグループでの研修に活用できます。

出張でのプログラムも受け付けています。
プログラムの内容については、参加年齢、難易度、地域性を考慮してアレンジできますので、ご相談ください。

お申し込み、お問い合わせはメールで!



72時間サバイバルプログラムの紹介
4名さまからプログラムを開講します。

  • 場所:静岡県富士宮市佐折631 天子の森キャンプ場
  • 時間:13:00〜17:00(プログラムによって終了時間は変わります。)
  • 年齢:10才以上推奨(長いプログラムだと検定を入れると4時間になります。)
  • 各プログラム:ファイヤー」「ウォーター」「シェルター」「フード」「SOS」「ファーストエイド」「ナイフ」「チームビルド」
    詳しい内容はこちら!
  • 料金:1プログラム 5,000円 施設使用料1,000円 ナイフ ファイヤーなどの危険を伴うプログラムは傷害保険に加入してください。


※出張講習いたします。(別途交通費、出張費がかかります。)

詳しい内容はこちら!

お申し込み、ご質問はこちらから!


投稿者名 上野陸 投稿日時 2019年11月19日 | Permalink

災害後の事業開始のタイミングその2

もしものとき自分のいのちを守る

もしものとき自分のいのちを守る

こどもだけのときにも災害は起きます。 「自分のいのちを守る」ための『72時間サバイバル』です。



おはようございます。
サニーサイドアウトドアスクール校長の上野です。

前回に続き、大きな災害後の事業再開のタイミングについて書きます。

影響のある大きな災害のあとでは、その人のおかれている状況によって欲求が違ってきます。
有名なのがマズローの欲求段階説です。



自分の業務でどの欲求を満たすことができるのか。
どの欲求を満たすためにモノやサービスを提供できるのかだと思います。
いずれにしても全てを満たすことはできませんので、いろいろな意見が出ます。

二回の震災を通して感じたのは、復興までには時間がかかります。
物理的に回復したとしても、風評など回復には一定の時間が必要なものがあります。
安全性に問題がなければ、通常の姿を見せることは早い復興に貢献できると考えます。

昨年の北海道胆振東部地震であったことです。
海外からの留学生が研修旅行で北海道に来ていました。
タイミング悪く、その少し前の台風から地震までの期間にあたってしまいました。
楽しみにしていた北海道旅行なのですが、どこにも行けません。
「北海道の思い出をつくりたい。」
私の住んでいる地区は、地震によるブラックアウトの被害だけでした。電力が回復したので、パラグライダーの二人乗りの体験を再開しました。
とてもよろこんでくれました。

9月の北海道は観光客が多い時期です。
すでに北海道に来てしまっている方やチケットがキャンセルできない人などがいます。
気分転換したい人もいるでしょう。
そういう人のために事業を行うのも復興の一助だと感じました。

災害後の事業について一定の道筋を考えることは必要だと思います。
参考にしてください。


『もしものとき、自分の命を守る』『もしものとき、行動ができる』ためのこども災害サバイバル教室「72時間サバイバル」の情報はこちら!


投稿者名 上野陸 投稿日時 2019年05月08日 | Permalink

災害後の事業再開について

もしものとき自分のいのちを守る

もしものとき自分のいのちを守る

こどもだけのときにも災害は起きます。 「自分のいのちを守る」ための『72時間サバイバル』です。



サニーサイドアウトドアスクール 校長の上野です。

令和初仕事の方が多いのではないでしょうか。
心機一転新たな気持ちで迎えましょう。

今回は、災害後の事業活動再開について書いてみます。
一般にはBCP(事業継続計画)といわれています。

なぜそれが必要かというと、
災害からの復興には、被災したものの普及、風評被害など回復に時間がかかります。
それをいかに早く収束させるためにもBCP(事業継続計画)は必要になります。

緊急時には、通信手段、情報は混乱します。
人も心理的な働きで合理的な判断ができなくなります。
事前にどういうタイミングで何をするべきかを計画、準備しておく必要があります。

私はパラグライダーという生活必需ではない事業をしています。
災害から安全になったと思われないと安心して遊ぶ気にはなりません。
観光客の風評被害はとくにそうです。
事業の大小にかかわらず、地域での経済活動がスムーズに復旧するかが復興への鍵になります。

東日本大震災と北海道胆振東部地震で災害時の事業再開を経験しました。
そのときに判断したポイントを上げておきます。


  • 安全であること

一番重要なのは安全になります。
とくに地震のとき、余震に注意が必要です。
熊本地震のように震度7の地震が二回来ることもあります。


  • 停電が続いている場合

停電が続いている場合には移動のリスクが伴います。
生活必需やインフラに伴う緊急性の高い業種以外は待機でしょうか。
もしも事故が起こった場合に、平時と違って救助があてになりません。
緊急な用以外は、不要な外出は避けるタイミングだと思います。
ガイドラインや社内の連絡方法は予め決めておく必要があります。
携帯電話は基地局のバッテリーがなくなれば通信できなくなります。
停電が続いているということは、物流の復旧の目処がついていないということです。
エネルギーや物資の消耗は最小限にしておく必要があります。


  • 電力の復旧

電力の復旧が事業再開のポイントになります。
生活に一安心です。
情報が錯綜することがありますので、可能な限り一次情報に近づいて正しい情報を手に入れるようにしてください。


  • 物流の復旧

復興に向けて本格的に動きだします。
人の気持ちも刻々と変化します。
風評被害もでてくるころです。
復興まで半年くらいといわれています。


おおまかな流れを書いてみました。
参考にしてください。

『もしものとき、自分の命を守る』『もしものとき、行動ができる』ためのこども災害サバイバル教室「72時間サバイバル」の情報はこちら!


投稿者名 上野陸 投稿日時 2019年05月07日 | Permalink