フライトにアウトドアシューズを勧める理由


「足元を固める」なんてことをいいますが、アウトドアスポーツでは必要なことです。

アウトドアでは、舗装路や体育館のようにフラットではなく、路面もコンディションも違います。

テイクオフで走りのグリップ性能、テイクオフまでのアプローチ、ランディングでの足首の保護、斜面の登り、レスキューでの山登り、木登りなどさまざまなシチュエーションが考えられます。

私は職業柄半年から長くても一年でシューズは交換します。

十分なパフォーマンスを発揮するには、適切なグリップ、ホールド感、軽量性が必要です。


アウトドアシューズといっても、トレールランニング、アプローチシューズ、ハイキング、登山用など、細分化されています。

練習生であれば講習場でのトレーニングがあり、ランディングで足首を保護する上でもハイカットのものがおすすめです。

汎用性の高いミッドカットタイプ、軽量性を優先するローカットタイプのものにするのか?

詳しくは今週3/19(土)のCOOクロカンカップに、ゲストでアウトドアシューズメーカーのテクニカジャパンの土屋さんがいらっしゃいます。

ご自身もトレールランナーでもあり、あなたにぴったりの一足を提案してくれます。



テクニカジャパンのページはこちら!


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年03月16日 | Permalink

冬のフライトで、手の冷えを我慢し過ぎると…

冬から春にかけてコンディションが良くなり、我慢してフライトしていると手が冷たくなり、やがて痛くなった経験はありませんか?

ランディングして血液が戻ると、さらに叫びたいくらいに痛くなったりします。
軽い凍傷だったんでしょう。

パラグライダーは、心臓より上に手をあげて操作をするので、手が冷えやすい構造です。


電熱を使ったヒートグローブ、ウィンドストッパー素材のグローブ


グローブやホッカイロなどをいろいろと工夫してフライトしていることでしょうが永遠の課題です。

道具のことはさておき、寒さの危険性は知っておく必要があります。

体温が下がると、身体の防衛本能によって重要な内臓に血液が集中します。

手が冷たいというよりも、低体温症のほうが深刻なのです。

山岳では低体温症の事故事例は、冬だけではなく一年を通して均等に起こっています。

低体温症には、震え、次に震えがなくなり意識が遠のく、失神などのレベルがあります。パラグライダーにとっては、判断力や運動能力の低下だけでも、誤動作や反応の遅れなどが起こる危険性があります。

冬のフライトでは、手の冷たさを身体の状態を知る一つのバロメーターとしてみてはいかがでしょうか?
あまり手の冷たさを我慢せずに、ハッピーランディングを決めましょう!


今年は暖冬で富士山の雪も少なかったです


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年02月18日 | Permalink

冬はアンダーウェアをかためよう

冬に抜群のフライト確率を発揮する朝霧エリア


暖かい日もありますが、まだ春まではちょっと時間がかかりそうです。

冬のフライトでのウェアの話をします。

寒さで失敗した経験はありませんか?

冬は気温減率が良いので(気温差があり上昇気流が発生しやすい)、ソアリングにはいい条件だったりします。

長時間フライトして、手が痛くなったり、寒さで震えが止まらなかったり。

あまり我慢しすぎると判断力がにぶり操作ミスやひどい場合は低体温症などになってしまうかもしれません。


冬の定番 パタゴニア R1


レイヤリングという重ね着の技術で、寒さに対する体温の調整がおすすめです。

寒いからといって動けぬほど着込むことは、操作性の意味でもリスクがあります。

また、テイクオフへのアプローチで汗をかき、そのままフライトすると水分が体温を奪ってしまいます。

肌に触れるアンダーウェアが一番重要なポイントです。

保温と発汗性が両立しドライに保てることが大切です。

発熱するタイプのものはアウトドアではおすすめしません。

それは汗をかきそれが冷えて体温を奪ってしまうからです。

いろいろと試した結果、冬季のフライトではパタゴニアのR1というアンダーウェアに行き着きました。

これはTシャツなどは着ずに、そのまま肌に触れるように着ます。

これにダウンセーター、フライトスーツで快適にフライトできます。

定番アンダーウェアなので信頼性が高いです。

今セールやってるので、気になる方はおすすめですよ。

パタゴニア


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年02月17日 | Permalink

2015.10.12 ちょっと風強いね。室内で準備


サニーサイドパラグライダースクール 上野陸です。

風が4〜7m/sを行ったり来たり、ちょっと風が強いです。

こんな時は、室内でシミュレーションや学科講習をして備えましょう。

ハーネスのセッティングはしてますか?

季節の変わり目は、服装も変わるのでハーネスのセッティングも変えなければなりません。

ハーネスのセッティングは一度でベストセッティングがでるものではないので、微調整が必要です。

見えない風を相手にフライトするので、フライトに必要な知識を学習するにはいい機会です。

準備を整えて、シミュレーションを行なうといざ本番で、落ち着いてフライトを楽しむことができます。

準備やメンテナンス、セッティングはフライトの一部です。





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投稿者名 上野陸 投稿日時 2015年10月12日 | Permalink

気温差のある季節 レイヤー(重ね着)のすすめ

サニーサイドパラグライダースクールの上野陸です。

夏の太平洋高気圧から、大陸からの移動性高気圧に変わり、台風が来たりと秋は季節の変わり目です。

朝は冷たい空気に覆われて冷え込む、日中は強い日差しで暖かくなりと一日を見ても寒暖の差が大きい季節です。

この季節困るのが服装です。

アウトドアスポーツにおいては、服装は装備です。
それくらい重要なものです。

気温によって調整できるレイヤー(重ね着)は技術です。

基本は、肌にふれるベースレイヤーです。
ベースレイヤーの進化に伴い、服装全体が軽くなり快適になりました。
化繊で通気性と吸湿発散性優れ、保温性の程度を選択します。

今の季節は、透湿性と伸縮性に優れたソフトシェルジャケットが重宝します。

寒い時のレイヤーで重宝するのがベストです。
朝はや運動していない時はベストを中に着ます。
気温が上がり、身体が暖まったらベストを脱ぎ調整します。
この季節は、ソフトシェルやフリース素材のものがいいでしょう。

フライト中、寒さを我慢していると体温が下がり、運動能力、判断力が落ちることが懸念されます。
快適性は、パフォーマンスや安全性の向上につながります。

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2015年10月11日 | Permalink