余力を残してハッピーランディング


フライトへ前の妄想(期待)が高く、がんばり過ぎてしまう。

高度、時間など数字が気になってしまう。

考えていたほどのフライトではなくてがっかりする。

妄想上でのフライトが基準になり、実際のフライトではそうではなかったこともあるでしょう。

フライトではよくあることです。

フライトはベストを求めるより、ベターくらいの方が永くフライトを続けるコツなのだと思います。

余力を残しておく理由は、

ひとつは、パラグライダーのフライトは、追い込んで上手くなるというものではないからです。
自然相手のスポーツ。
コンディションが変化した時に、オプションの選択が必要だからです。

二つ目は、最後にやり直しのきかないランディングという仕事が残っているからです。
ランディングは地面に近づくという環境で、誤差の供許容範囲が徐々に狭くなり、精度が求められるからです。
最後に体力と集中力が必要です。

マラソンの倒れながらのゴールのようでは余裕がなさすぎです。
たとえビッグフライトしたあとランディングで失敗すると気分はブルーになります。(涙)

最後はハッピーランディングでしめましょう。

おみやげは 無事故でいいの おとうさん
交通安全スローガン 1978年 全日本交通安全協会会長賞(佳作)



フライトに参考になる本です。



投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月18日 | Permalink

事故がなくならない理由 再考

ゴールデンウイークになるとアウトドアでの事故の報道が多くなります。

自戒も込めて、今年の春にJPAの事故対策会議のセミナーが行われた芳賀繁繁先生の「事故がなくならない理由」を読み直してみました。

その心理的なメカニズムを知り、「リスクはゼロにできない」ので積極的にリスクマネジメントをしていくのは、パラグライダーだけではなく変化が早い時代にはいいトレーニングになるのではないでしょうか。






ゴールデンウイーク最後の週末もハッピーランディングで締めくくりましょう!



投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月07日 | Permalink

気象の変化に気をつけよう!


今年のゴールデンウイークは、低気圧や寒気の影響で荒れた天候です。

気象的には春のうららかなイメージとは違い、冬からの季節変わり目で、【急変や荒れた天候】になりやすいです。

一日の【寒暖差】、一週間でも雪の日からから夏日と変動が大きいです。

気温が低く空気密度が高いので【風にパワー】があります。

山では遭難が続いています。

私たちも気象の変化に敏感になっておきましょう。

それではハッピーランランディングで!


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月05日 | Permalink