自転車に乗ることができれば、パラグライダーだって飛べる

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空を飛ぶというと、難しい感じがするかもしれません。

パラグライダーの操作方法は、ブレークコードという左右のハンドルを使う至ってシンプルなものです。

自転車に乗ることができれば、パラグライダーで飛ぶことができます。

ヒトが乗り物を操作するという方法論はそうそう違いがありません。

機械的に仕組みは違いますが、「見た方向に力をかけていく」操作性は共通です。

車でいうところの「走る、曲がる、止まる」という基本性能を満たすことです。

それを三次元的に行っていると言えば、想像できるでしょうか。

違いはいくらでもあるでしょうが、今まで経験した乗り物の引き出しから共通項を見出し、操作感の違いを修正するだけです。

上達が早い人は、共通項を見出し応用することができる。
なかなか上手く行かない人は、違いばかりにフォーカスしてしまい、迷宮に迷い込む。

この世界で言われている格言があります。「車の運転の上手いやつは、飛ばしても上手い」

ハングの修行時代に、「フライトはいつもできるわけではない、操作という意味ではやりようによって車の運転だって練習になる。」

私自身は器用なほうではなく、新しいものには時間のかかるタイプでした。

目標を見る、正しい姿勢、操作感に絞り込むと初歩の段階でスタックすることがなくなりました。

オープンマインドでパラグライダーに挑戦してみませんか?




まだパラグライダーをしたことがない方から初心者向けの記事です。


人気記事はこちらです!
1.Q.次のグライダーを選ぶ基準は?
2.パラグライダーの進化について
3.冬のフライトで、手の冷えを我慢し過ぎると…
4.あなたにぴったりのグライダーをチェックします!
5.冬はアンダーウェアをかためよう

【はじめてのパラグライダー】シリーズ
初心者向けの記事です。

【認知特性】シリーズ中級者、上級者向けの記事です。


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年08月18日 | Permalink

パラグライダーの構え



今日はパラグライダーでの構えについて書きたいと思います。

特に体験で初めてパラグライダーに触れる時、飛ぶ前でドキドキワクワク状態です。

最初にフォームで構えをつくるとひとつの基準になります。

【構え】を辞書で引くと、



かまえ〔かまへ〕【構え】

2 予想される事態に対処するための備え。「和戦両用の―」
3 即座に有効な動きができるように整えた、からだの格好。特に、武道・格闘技での姿勢。「独特の―でバッターボックスに立つ」「上段の―」

GOO辞書より



パラグライダーの構えとはどういうものなのでしょうか?

二つの目的があります。

一つはパラグライダーを形つくるため、そして必要な加重をかけるためのものです。

もう一つは風を受けた際のバランス、過剰な力を受け流す抜重です。

相反するようですが、パラグライダーは風の影響を受けるので、このフォーム、加重抜重、柔軟な動きを行うための構えは必要です。

型通りのフォームと、初動の加重が安定すれば、今のグライダーはオートマチックに上がってきます。

うまく行かなければ、風の条件が悪いか、機材の不具合かもしれません。

もう一度ラインの絡みがないかチェックをして、風のタイミングを見て、深呼吸でもして再度トライしてみましょう。




まだパラグライダーをしたことがない方から初心者向けの記事です。


人気記事はこちらです!
1.Q.次のグライダーを選ぶ基準は?
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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年08月16日 | Permalink

パラグライダーにはいい季節 あなたの可能性を試そう

アウトドア&スポーツ ナチュラム




北海道も20度を越える初夏の季節がやってきました。

20度を越えると風が柔らかくなってきます。

気温と空気密度は相関関係にあります。

空気が軽くなり、気流の変化が優しくなります。

体験や初心者にとってはいい季節です。

パラグライダーは、飛ぶDNAを持っていない人が、道具と知恵を使ってフライトするものです。

人の可能性を広げるものなのです。

この夏あなたも自分の可能性を試してみませんか?



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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年07月12日 | Permalink

はじめてのパラグライダー 【た】対地速度、対気速度

パタゴニア



パラグライダーは、空気の流れの中を飛んでいます。
風の流れが影響する相対的なものなのです。
地上では実感しにくい概念ですがお付き合いください。

パラグライダーには二つの速度があります。
【対地速度】と【対気速度】です。
文字どおり、
【対地速度】は、地面との速度のことです。
【対気速度】は、空気との速度のことです。
といっても???ですよね。

アウトドア&フィッシング ナチュラム

パラグライダーは、翼の周りを流れる空気翼の力学的な作用によって揚力を生みだします。
翼の周りに空気の流れがなければ失速してしまいます。【対気速度】が必要な理由です。

空気とか水は、流体という性質を持っています。
目に見えない空気は理解しにくいので、同じ流体という性質を持つ水で説明します。

【対地速度】を川と船の関係で説明します。
一定のエンジンの出力で、川上に向かう場合は岸との速度は遅く、川下に向かう場合は岸との速度が速くなるのは分かりますか。

船がパラグライダーで、川の流れが(空気の流れである)風にあたります。

風の流れによって、地面との速度が相対的に変わります。

テイクオフで実感できます。
風があればすぐに浮き、風が弱い状態では走ってやっと浮いたと感じるでしょう。

パラグライダーで飛ぶために必要な風の流れ(対気速度)があります。
必要な揚力に達する対気速度まで、対地速度を上げればよいのです。
向かい風であれば、少しの対地速度で十分な対気速度に達し、風が弱い、あるいは無風、追い風の場合は、がんばって対地速度を上げなければなりません。
走るということです。

ランディングの時に、向かい風では対地速度が遅く着地することができます。
追い風であれば速い速度で着地しなければならないでしょう。
追い風で対地速度を落とそうとして、無意識に対気速度を落とし過ぎると失速しかねません。

風の流れの中でフライトするパラグライダーは相対的である、この特徴を理解することは大切なことなのです。

ゴーゴー!パラ体験はじめました!

北海道のサニーサイドパラグライダースクール

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年06月16日 | Permalink

はじめてのパラグライダー 【い】意志


今日のはじめてのパラグライダーのお題は「い」です。
フライトする【意志】について書いてみたいと思います。

鳥のDNAを持ち合わせていないヒトは、気がついたら飛んでいたとか、なんとなく飛んでいたということはないですよね。

まずは「飛びたい」という【意志】の力がないとはじまりません。

古いフライトの本を好きで読みます。
リチャード=バック(関西のTAKさんに直筆サイン本がありました!)、サン=デグジュペリ、ギャビン=ライアル、坂井三郎など。

そこには、パイロット(人)、ヒコーキ(フライト道具)、空の環境(気象)の三つの要素があります。
昔のヒコーキは信頼性が低く故障します。あるいは天候の急激な変化を迎えます。パイロットもいつも万全というわけではありません。敵がいる場合があります。
ピンチを迎えたパイロットは、紆余曲折しながら強い意志でフライトをコントロールし危機を脱出します。
コントロールできるのは、人の行動だけです。

私たちパラグライダーのフライトでも、気象の変化、機材の不具合が起こる場合があります。
誰も助けてはくれません。空中では自分自身で乗り切るしかありません。
自分の意志で、判断して、行動する。
複雑化した社会と比べると、ある意味フライトはシンプルな行動です。

私たちは20世紀から21世紀の先進国に生まれてなければ、パラグライダーでフライトするというチャンスに恵まれていなかったものしれません。
かつてこんなに空が開かれた時代はなかったです。

先人のエアマンたちの【意志】のバトンリレーによって今のフライト文化があります。

フライトできる環境を継続し発展させたていきたいものです。

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年06月15日 | Permalink