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ライズアップがいつも同じ方向に傾いてしまう

右翼が潰れながら上がっています


北海道のサニーサイドパラグライダースクール校長の上野です。

久しぶりにパラグライダーワンポイントアドバイスです。

今回はフロントライズアップでいつも同じ方向に傾いてしまう方へのアドバイスです。

翼は左右均等にセットアップしました。

風に正対しています。

ライズアップ開始!

なぜかいつも同じ方向に傾いてしまう?


右手が前方に出ています


いつも同じ方向に傾いてしまう方は、次のことに原因があるかもしれません。

片方のライザーを引き込んでしまう。
片方のライザーを押し出してしまう。
身体がねじれる。
などパラグライダーにかかる力が左右不均等になってしまうということが考えられます。

筋力差や長時間同じ動作、姿勢を続けることによって身体に癖が生じる場合があります。

とくに緊張しやすいテイクオフ。無意識に過剰な力が入りやすい状況です。

無意識の行動をコントロールするしかありません。

練習で正しいフォームを身につけましょう。


思い立ったが吉日
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投稿者名 上野陸 投稿日時 2018年05月14日 | Permalink

ボディコントロール ブレーク操作

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パラグライダーのコントロールが上手くいかないのは、適切にブレーク操作ができていないことが原因かもしれません。

今日はブレーク操作、ボディコントロールの話です。

パラグライダーは、ブレークコードというハンドルを使って操作をします。
手を下に引けばブレーキがかかり、手を上げれば速度が増し、右を引けば右に曲がるというシンプルな操作系です。

ライズアップ後、ハンドルを動かし過ぎてグライダーが右往左往する。

ブレークコードの引くタイミングが遅く、旋回のポイントを大きく過ぎてしまう。

パラグライダーをコントロールするブレークコードには、入力装置としての操作、パラグライダーの状態を教えてくれる出力装置としてのブレークテンションの二つの役割があります。

自動車のハンドル、アクセル、ブレーキと同じ役割です。

それではチェックしてみましょう。

手を見ながらブレーク操作をしているイメージで行ってください。

フルリリース(バンザイ)からフルブレーク(手を下に下ろした状態)までを10秒かけて等速度で引くことができますか?

手の経路がまっすぐに降ろされていますか?(× 手が前に出てしまう。横に伸びてしまう。)

胸を開き、肩、肘、手首が柔軟に可動しないと、効率のよい運動になりません。

実際のフライトでは、ブレークテンションを感じながらの操作になります。

腕に力みやこわばりがあるとブレークテンションを感じることができません。

ブレーク操作は基本中の基本です。反復練習で適切な動作を体得しましょう。

シャドーボクシングや野球、ゴルフのスイングのように、フォームをチェックしイメージトレーニングをしてみてください。

ブレークテンションまでイメージできたら合格です。



まだパラグライダーをしたことがない方から初心者向けの記事です。


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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年08月20日 | Permalink