色もない匂いもない一酸化炭素


みなさん、こんにちは!
サニーサイドアウトドアスクールの上野です。

防災に役立つ情報をお届けしています。

前回は低体温症についてお伝えしました。
寒ければ暖まるために、暖房器具を使うことになるかと思います。

エアコン、電気ストーブであれば特に問題はないのですが、停電になるとこれらは使用できません。
屋外であれば焚き火にあたる、家の中では電気を使わないポータブルストーブ、火鉢を使う方もいらっしゃるかもしれません。

そこで気をつけなければならないのが、一酸化炭素中毒です。

数年前に、北海道でシーズン最後のキャンプをしていました。
10月の末日です。
夜は気温は一桁台になります。
天気も良かったことからキャンプ場は混んでいました。

深夜0時頃だと思いますが、「人が倒れている。一酸化炭素中毒だ!」と叫び声が響きました。
ファミリーできていた人たちがテントから運び出されました。
小さいお子さんは気を失いかけていました。
幸いお父さんが気がつき助けを求めることができました。

なんと、寒いからといって、今流行りの大型テントの中に炭火を持ち込んだのです。
今のテントは作りがよくて密封性の高いため、一酸化炭素中毒になったのです。
(上部から排煙できるテントもあります)


『一酸化炭素中毒』のリスク
誰でも知っていると思い込んでいる

 一酸化炭素が空気よりも少し軽いこと、火災時はもとより、使用中のガス機器や石油ストーブなどの不完全燃焼により発生することがあること、猛毒であること、は消防署員なら常識である。体内に酸素を運ぶ役割を果たす血液中のヘモグロビンは、酸素と結合することで体中に酸素を供給しているが、一酸化炭素はこのヘモグロビンとの結合力が酸素の200倍以上も高い。一酸化炭素を吸い込めば、酸素より先にヘモグロビンと結合してしまい、血液の酸素運搬能力が低下。その濃度や呼吸時間に応じて様々な中毒症状が出てくる。中毒に至る一酸化炭素の濃度は、12,800ppmでは1〜3分で死亡、700〜1,000ppmでは3~4分時間で意識喪失するとされている。

『大規模災害 事例集 災害現場の真実』伊藤克己 著 イカロス出版 より

一酸化炭素は、無色、無臭で比重は0.97で空気よりは若干軽い。壁面などで冷やされる床面に降りてくることがある。
濃度によっては急激に運動機能が奪われてしまい、たとえ意識があっても体が動かなくなってしまうのだ。

換気に注意です。

それではまた!



「防災しなければならないのは分かるけど、何からすればいいのか?」

そんなあなたのために防災プログラムを開講しています。

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サニーサイドアウトドアスクールの防災プログラムについて

サニーサイドアウトドアスクールでは、さまざまな防災プログラムを開講しています。
日本にはさまざまな災害が発生します。弊社の防災プログラムは、「もしもの時に行動できる」を目的としています。
スキルを教えるというよりも、グループワークでの話し合い、実技を通しての学びや気づきに重点をおいています。

防災サバイバルキャンプ

初心者から対象です。
STEP1からSTEP3を行うことによって、災害の全体像、優先順位を学ぶことができます。
グループワークで話し合い、実習でスキルを実践します。
失敗は当然です。失敗から学ぶことは多くあります。
しっかりと振り返りを行い、実際の災害で行動できる人になるための防災脳を育みます。

STEP1 災害を考える・飲む・食べる
STEP2 火を扱う・備える・応急処置
STEP3 泊まる (11〜3月 休止)

  • 時間 13:00〜16:00
  • 人数 2〜12名
  • 年齢 10歳以上
  • 持ち物 汚れても構わない服装、軍手、防寒着、雨具
  • 料金 講習料 6,500円 (平日割6,000円 お正月、ゴールデンウイーク、お盆シーズンを除く)
       施設使用料 1,000円
       傷害保険料 500円

お申し込み、お問い合わせはメールで!


防災キャンプについて

団体様向けの防災プログラム 

人数 12名から60名まで

グループワーク中心になります。
実技は、年齢などにより制約があります。

会社やグループでの研修に活用できます。

出張でのプログラムも受け付けています。
プログラムの内容については、参加年齢、難易度、地域性を考慮してアレンジできますので、ご相談ください。

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72時間サバイバルプログラムの紹介
4名さまからプログラムを開講します。

  • 場所:静岡県富士宮市佐折631 天子の森キャンプ場
  • 時間:13:00〜17:00(プログラムによって終了時間は変わります。)
  • 年齢:10才以上推奨(長いプログラムだと検定を入れると4時間になります。)
  • 各プログラム:ファイヤー」「ウォーター」「シェルター」「フード」「SOS」「ファーストエイド」「ナイフ」「チームビルド」
    詳しい内容はこちら!
  • 料金:1プログラム 5,000円 施設使用料1,000円 ナイフ ファイヤーなどの危険を伴うプログラムは傷害保険に加入してください。


※出張講習いたします。(別途交通費、出張費がかかります。)

詳しい内容はこちら!

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2020年02月01日 | Permalink