自分の住んでいるところのリスクを知ろう-ハザードマップ

こんにちは、
サニーサイドアウトドアスクール校長の上野です。
災害といっても様々なものがあります。
地域によってかかえている災害の種類、リスクが違います。

地震も活断層の近くでは「内陸直下型地震」、低い土地では「海溝型地震」での津波を警戒しなくてはなりません。
大型化する台風や長時間の集中豪雨などにより、河川の氾濫、下流では洪水、山や崖の近くでは、崖崩れ、土砂災害に注意しなくてはなりません。
埋立地は地震時は、液状化現象、土砂災害に注意が必要です。

自分の住んでいる場所にどんなリスクがあるのかハザードマップ(被害予測地図)に記されています。
また職場や学校、よく行くところ、そこを結ぶ交通ルートなどもチェックしておきたいです。

国土交通省ハザードマップポータルサイト
~身のまわりの災害リスクを調べる~




投稿者名 上野陸 投稿日時 2018年12月18日 | Permalink

なぜサバイバルキャンプ?


なぜサバイバルキャンプを始めたか?
2011年の東日本大震災を茨城県で経験し、「まさか」と思いましたが、今年の9月に北海道胆振東部地震で二回目のブラックアウトを経験し、もうこれは「まさか」ではないなと感じました。
今の日本は、地震の地学的なリスクと、台風や集中豪雨などの気象学的リスクを抱えています。
2018年度はまさに災害がいつどこで起こるか分からないというほど多くの災害が起こった年でした。

私はハングググライダーから始まりパラグライダーとスカイスポーツを25年以上してきました。高校生の頃から登山をしていたので野営歴は35年になります。
アウトドアに長く関わってきた者として、災害の多い時代に社会に対してアウトドアで培った知識や考え方を還元したいと思ったからです。

実際に災害時には、野営の道具や知識、パラグライダーで磨いたリスク管理、気象の知識は役に立ちました。

私も、災害の備えや訓練は特にはしていません。
好きなアウトドアの道具や予備の食料や燃料や考えが役にたったのです。

人はいつ来るかもしれない災害に備えるのは苦手です。
しかし日本にいる以上、災害のリスクは免れません。

ではどうしたらよいのでしょうか?
キャンプを楽しむ、アウトドアスポーツを楽しむというのが結果的に、災害の備えになり、学習効果の高い訓練になると考えています。

静岡件の朝霧にある天子の森キャンプ場で、初心者向けに実践サバイバルキャンプを開催します。
ぜひ一人でも多くの人が野営やアウトドアの技術や考えを持つことによって、災害に強い体質ができると思っています。
ぜひご参加お待ちしています。

【災害に役立つ】実践サバイバルキャンプ


投稿者名 上野陸 投稿日時 2018年12月11日 | Permalink