秋の気配が

リニューアル!【チャレンジ!】3DAYSコース




やっと北海道の9月らしい気温になってきました。

お盆を過ぎると涼しくなるのですが、今年はずーと30度でした。

涼しくなると寂しい気もしますが。

曇り空で風もいい感じです。

体を動かすにはいい気候です。

バッチリとフライトを決めてくださいました。




ごめーん若者のジャンプ力を侮っていました


まだパラグライダーをしたことがない方から初心者向けの記事です。


人気記事はこちらです!
1.Q.次のグライダーを選ぶ基準は?
2.パラグライダーの進化について
3.冬のフライトで、手の冷えを我慢し過ぎると…
4.あなたにぴったりのグライダーをチェックします!
5.冬はアンダーウェアをかためよう

【はじめてのパラグライダー】シリーズ
初心者向けの記事です。

【認知特性】シリーズ中級者、上級者向けの記事です。


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年09月04日 | Permalink

効果的に体重を使おう!



エンジンのないパラグライダーのエネルギーは何でしょうか?

そうです、重力ですね。

テイクオフについても、いかに重力を使うかがポイントになります。

翼をつくるライズアップも、うまく体重を使うとスムーズにできます。

つまり体重移動です。パラグライダーにスムーズな加重をかけることにより、ライズアップが自動的に行われます。

体重移動を言い換えると、重心位置(おへそあたりです。)を移動させる行為です。

重心位置が移動することによって初めてハーネス、カラビナ、パラグライダーへと力がかかるからです。

重心にフォーカスすると効率よくタイムラグなしにパラグライダーに力を加えることができます。

エナルギーをスムーズに伝える体の使い方のコツがあります。

体幹と柔軟性です。

体は端から動かすのではなく、重心から動かすイメージです。

体幹の筋肉の方が量が多いので効率的です。

しかし可動する関節がスムーズに動かなければ、力がうまく伝わりません。

特に股関節、肩関節は可動域が広く重要です。

運動不足や加齢でスムーズに動かなければせっかくのエナルギーをロスしてしまいます。
パラグライダーだけではなく、ケガの防止や健康でいるためにも柔軟性は保つようにしたいものです。

参考記事
イチローに学ぶ 長く現役を続けるためには






リニューアル!【チャレンジ!】3DAYSコース



まだパラグライダーをしたことがない方から初心者向けの記事です。


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1.Q.次のグライダーを選ぶ基準は?
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3.冬のフライトで、手の冷えを我慢し過ぎると…
4.あなたにぴったりのグライダーをチェックします!
5.冬はアンダーウェアをかためよう

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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年09月04日 | Permalink

何を見てますか?見えてますか? 視野



この鳥の動画は、首の柔軟性も驚きですが、頭が空中の一点にいつもある状態でブレがない。
空飛ぶDNAを持っているものは違います!

これがリアルなフライト中だったとします。
すごい揺れてますね。(笑)
左右のバランスをとることが最も重要です。
視覚情報によって操作が行われます。

目的地に行くためにも、目線がそこに向いていないと行動ができないです。
まずは目的に目線がいっていることが重要です。


往年のケニー=ロバーツ  REDBULL MotoGP:ライディングスタイルの進化より


目線の次は視覚です。
視覚には中心視と周辺視というものがあります。

中心視は、視野の中心点で色や形などを認識します。
周辺視は、視野の周辺部で全体像、動き、位置などを把握します。

自動車の運転をしている時のことを思い浮かべてみましょう。
漠然と進行方向を見て運転してますよね。
(ポケモンGOしてませんよねー)

中心視で、目的を認識して、
周辺視で、センターライン、縁石などで位置を把握し、信号、周りの車の状況などを監視しています。まさに視野を広く使っています。

信号、標識、飛び出しなど変化があったもの、重要なものは、中心視で確認しています。
(ここのラーメン屋行ってみようとかもね。)

中心視と周辺視交互に使っています。

パラグライダーの話に戻って、フライトを行うには、フライトプラン、視野、姿勢、状況の認知はセットで必要です。
どれが欠けてもフライトは上手くいきません。

最近のフライトでランディングアプローチを思い出してみてください。
各ポイントの見下ろし角、ブレークコードのプレッシャーまで思い出すことができれば合格です。
細部のどこまで思い出せたかが今のあなたの認識になります。

常に同じフライトはありませんが、一本毎のフライトでPDCAサイクルを行うことにより、抽象化できるようになり予測、修正ができるようになります。


参考:
www.redbull.com MotoGP:ライディングスタイルの進化
http://skiers-lab.com スキーを滑っている時の目線の重要性 62
http://neurotracker.jp スポーツでは、どのように視覚を利用しているのか?

リニューアル!【チャレンジ!】3DAYSコース


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投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年09月03日 | Permalink

ハロー!NEVADA2  インプレッション


翼はソリッドになり戦闘能力はアップ。ナチュラルフィーリングはそのまま。


GRADIENT社のEN-Bハイエンドクラス NEVADA2がリリースです。

ファンフライトからクロスカントリーまでの幅の広いフライトを意識した潜在能力を感じました。

アスペクト比(実測)はNAVADA5.66に対し、約0.1だけ上げて5.75ですが、取り扱いはそのままで多くの改善がみられパフォーマンスが向上しています。

【ライズアップ】
前縁のナイロンロッドはしっかりと形成されています。ライザアップは軽さというよりも形で安定して上がってくる感じです。
ライズアップで翼の剛性感を感じました。
アスペクト比を抑えつつ、パフォーマンスを上げるために、翼の内部構造の強化に取り組みました。

【旋回性】
26サイズで私の体重では軽めのレンジなります。
それでもハンドリングは十分に効きます。
遊び少なめのGRADIENTのテイストです。
300gの軽量化も効いているでしょう。
ブレークテンションもほどよい重さでタイトなコントロールも可能です。

【ビッグイヤー】
ラインプランが横2列なのですが、ばたつくことなくスムーズにビッグイヤーができました。

【ランディング】
ハンドリングの感じがいいのと、アスペクト比5.75は、ナーバスにならないレベルだと思います。

コンディションが決まらなかったので、グライディングのパフォーマンスは試せなかったのですが、リアライザーコントロール、後縁のナイロンロッドは、グライディングに期待できます。


前縁のナイロンロッド。


前縁のナイロンロッドはしっかりと入れてきた感があります。

DDシステム(ダブルダイアゴナルシステム)と相まってASPENのような翼の剛性感を感じます。


後縁にナイロンロッドが入り上面をよりフラットにする


後縁のナイロンロッドはちょっとびっくりしました。

上面の形状を整える役目です。今までだとEN-Cクラス以上のパフォーマンスグライダーの装備でした。

ある程度の長い距離をグライディングすることを想定しています。



ラインプランは、翼の剛性化もあり横2列、縦3列というシンプルさです。

ライン長の減少、軽量化に貢献しています。



新しいエアインテーク【VOシステム】


今回新しく開発されたエアインテークの構造VOシステムです。

広い口と狭い口を交互に並べて、剛性感を失わず、高い迎え角でも内圧とエアフローをスムーズに保つシステムです。気流の変化を伴うラフな空域で頼りになりそうです。


このクラスは一番層が厚いところです。
パッシブセーフティ(受動的安全性)とパフォーマンスが求められるバランスが重要なクラスです。
NEVADA2は、アスペクト比を上げずにパフォーマンスを向上させるために、様々な装備が取り込まれています。
しかし最終的に300g減の軽量化がトータルなフィーリングに影響していると感じました。
NEVADA2は、軽量にこだわってきたGRADIENTらしいグライダーに仕上がったと思います。

NEVADA2のページ

投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年09月02日 | Permalink