上を向いて歩こう 


一気に読みました。
『上を向いて歩こう』言わずと知れたスタンダードナンバーです。

日本語の歌詞でありながらSUKIYAKIというタイトルで1963年に全米チャート3週連続1位を記録した。
しかしこれだけ有名な曲でありながら、米に渡った経緯など確かなことは資料がなく曖昧なまま。

国境を越え、時代を越えてスタンダードナンバーとして愛され続ける『上を向いて歩こう』。
新しい時代の若き才能を持った、中村八大、永六輔、坂本九そしてこの曲に携わるミュージックマン達。
時代と人物達の背景を描いた奇跡の歌『上を向いて歩こう』をめぐる物語です。

作家の佐藤剛は、音楽プロデューサーでTHE BOOM、ヒートウェイヴ、小野リサ、ハナレグミなどいい仕事してます。

この本は丹念に取材を積み重ねられています。
ノンフィクションの殿堂入りです。

佐藤剛氏は、最近お気に入りのサイトTAP the POPに寄稿してます。
http://www.tapthepop.net/author/s_go/page/2


清志郎が『日本の有名なロックンロ〜ル!』と紹介する意味が分かりました。



投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月24日 | Permalink

空の飛びかた教えます 体験編

北海道のサニーサイドパラグライダースクール校長の上野です。

場所は札幌から北へ高速で40分の美唄市。

全国でもめずらしいトーイングという方法でフライトしています。

通常パラグライダーというと山からフライトしているのをイメージすると思います。

私たちは平地から凧揚げの方式でフライトします。

体験さんは、ビデオのように飛べれば大成功です。

すぐにビデオのようにフライトできれば、あなたは鳥のDNAを持っています。(笑)
少しずつ進めますので安心してください。

体験の流れ
空港使用上の注意のあと、ビデオを見てもらいます。
フライトで行う動作をフォーム(型)に従って練習します。

実際にパラグライダーを使って風を受けてみます。

次にふわっと浮いてランディングする練習です。

少しずつフライトを長くします。

鳥目線を感じることができるでしょうか。

自分で操作を行うので充実感を味わえます!

北海道のサニーサイドパラグライダースクール


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月24日 | Permalink

カスタマイズ テイクオフ編

ベーシックな方法は変わりませんが、自分の体格、柔軟性、装備に合わせることで快適になります。
テイクオフをカスタマイズしてみましょう。

フォームのカスタマイズ
昨年の秋に体験のレッスンで見本を見せようとフロントライズアップをしたところ肩に激痛が走りました。
ついに来たか五十肩…。

スタートで、手を広げてのポジションはもう無理です。
脇を締めて肩をロックしてのポジションに切り替えました。

Aライザーの持つ位置はどうしてますか?
標準的にはライザーのグリップ(色つき)を持っている人が多いと思います。

しかしハーネスの吊り位置の高さ、腕の長さは人によって違います。
またライザーの仕組みによっては、グリップが持ちにくいものもあります。

あまりライザーを引き込み過ぎると、翼が変形してライザアップを阻害してしまいます。
引き込みが少ないと翼が上がって来ないです。

ちょうど良いところを探してください。

グライダーのライズアップ特性
今のグライダーは初級機から前縁にロッドが入り成形された状態で、エアが入りやすいです。
またグライダー重量が軽くなり、以前に比べライズアップ特性が良くなっています。

初動の強さをカスタマイズしてみましょう。
強く引きすぎるとシュート(翼が勢いあまり自分の頭上を通り越してしまうこと)してしまい、弱く引くと上がらない。
その中間に適正なところがあります。
試してみて感覚をつかんでください。

カスタマイズは「グライダーのポテンシャルを活かしてあげる」というイメージです。

試乗機でフライトする時は、フライト前にこれらの点をチェックしてくださいね。

それでは、ハッピーランディングで!

北海道のサニーサイドパラグライダースクール

パラグライダーのことならエアハート


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月24日 | Permalink

HOOK4 幅の広いポテンシャルを活かそう


昨日、HOOK4でベテランパイロットの方が、風がぶつかりあい上昇気流が移動する難しいコンディションの中、見事に上がってゆかれました。( ^_^)



HOOK4はNIVIUK社のEN-Bスタンダードクラスのグライダーです。

EN-Bスタンダードクラスは、EN-Aクラスからのステップアップからファンフライトまで幅の広いパイロットが選ぶクラスです。

このクラスはアスペクト比(実測)5.4を選ぶデザイナーが多く、私はEN-Bスタンダードの黄金比と読んでいます。

NIVIUKのHOOKシリーズは5.4前後のアスペクト比です。

アスペクト比は、性能(空気力学的に細長いほど効率的)と安全性(細長いほど難易度が高い)のバランスによって決まります。



EN-Bスタンダードクラスは、ソアリングができて安定性もあるクラスです。

前縁に形状合金ニチノールを入れて、軽量性と翼の剛性を高めた。

前縁にRAMエアインテーク、ハーフリブが採用された。

最新の技術が取り入れられています。

ハンドリングは、三機目以降の方にもストレスがないものになっています。

HOOK4はなかなかのポテンシャルです。



私もHOOK4で強く小さな弾丸ショット系のサーマルを乗り継いでトップアウトできました。( ^_^)/

EN-Aクラスからのステップアップから、ソアリング重視のファンフライト方におすすめです。

HOOK4のページはこちら!


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月23日 | Permalink

フライト文化は集団でつくるもの


自律型の組織運営を目指す『指示ゼロ経営』の米澤さんのブログからヒントをいただきました。

フライトは個人で行うものですが、一人ではフライトできません。
仲間の力が必要です。

フライトの知は、集団で共有し、やがてフライト文化が築き上げられます。

そこには先人の失敗から学んでいるものも多く含まれています。

見えない風を相手にフライトしているので、言語化して伝えるのが難しい暗黙知もあり、その場でしか共有できない情報もあります。

情報の共有や自律して成長する集団という仲間が必要で、それが自分にとっても仲間にとってもフライト知識の向上、セーフティネットになるのだと思います。

北海道のサニーサイドパラグライダースクール

パラグライダーのことならエアハート


投稿者名 上野陸 投稿日時 2016年05月23日 | Permalink