方向性は決めても結果には執着しない

みなさん、こんにちは!
富士山のふもと、静岡県富士宮市朝霧高原でパラグライダーと防災のサニーサイドアウトドアスクールを営んでいる上野 陸(あつし)です。

昨日は「早く行きたいのなら一人で行きなさい 。遠くへ行きたいのなら皆と行きなさい。」先の見えない時代に共創することがポイントになると書きました。

それではだれと共創するのかというと、方向性が合っている人、もしくは方向性が共有できる人というのが条件になるかと思います。

例えると渡り鳥がゴールである営巣地を目指すようなものです。
しかし天候が悪化しそうだからここで嵐をやり過ごすとか、ルートを迂回するようなものです。

VUCA(不確実、不安定、複雑、曖昧)の時代には、計画やゴールが設定されていても、当初のゴールには執着しなくてもいいのではないかと感じています。

コロナ禍では、前提条件がどんどん変わり、それによってゴールポストが移動する事態が起こっています。
当初は夏くらいには収まるのではないかと言われたものが、年内、次の夏、翌年末…と次々と延びています。

ゴールに執着してしまうとゴールが延びた場合に心が折れてしまいます。
紆余曲折があるにしても方向性はイメージしておかないと判断がつきません。

先の見えない時代とは、方向性といくつかの視点、観察が必要なのだろうと思います。

悪いことばかりではないと思います。
進んでいくうちに新しくゴールが見えてくる、そんなことなのかもしれません。


投稿者名 上野陸 投稿日時 2021年04月09日 | Permalink